シネマクレール丸の内に、「マイ・プレシャス・リスト」を観に行きましたよ。
壁面に、岡山芸術交流2019のプレイベント「A&C」の作品が。ローレンス・ウィナー作「あっしゅくされた こくえんのかたまり / このようなほうほうで / ぼうがいにかんして / ちゅうせいしの ながれとともに / あちら こちらに」
始めてみた時は、なんだ?と思ったけど、見慣れたら馴染んでいますね。
2階のスクリーン2へ。
映画チラシです。
「ニューヨークのマンハッタンで暮らすキャリー(ベル・パウリ―)はIQ185、ハーバード大学を飛び級で卒業した天才だが、友達も仕事も持たず、読書ばかりしている【コミュ力】ゼロの屈折女子。話し相手はセラピストのペトロフ(ネイサン・レイン)だけ。ある日彼はキャリーにリストを渡し、そこに書かれた6つの課題をクリアするように告げる。「何のために?」「それで問題はすべて解決するの?」半信半疑ながらも、まずは金魚を2匹飼い始め、昔好きだったチェリーソーダを飲み、新聞の出会い広告でデート相手を探し…と1つずつ項目を実行していくキャリー。そして、人と関わり打ち解けたり傷ついたりする中で、徐々に自分の変化に気づいていく。キャリーは果たしてリストを全てクリアして、幸せを手にすることができるのか――? 」(映画チラシより)
キャリーは、天才だけど、友達いなくて、本読んで過ごしてます。
通っているカウンセラーに行くと6つの課題が書かれたリストを渡され、このリストをやれば楽しくなるよって。その課題をやっていくことで、いろんな人と出会いキャリーが成長してく物語です。
出てくる人達が、皆、秘密や問題があるんだけどある意味、人間味がありますね。
キャリー自身、大学の時の恋でトラウマがあります。キャリーは、不誠実ということが許せないみたい。「嘘は嫌なの。ありのままの私じゃダメなの?」「誠実は婚約のベースでしょ。」「言えないわ。私らしくないわ。」
そういうキャリーに、登場人物たちは、「人生は予想外のこともある。」「何にこだわっている。大人になれ。」「現実は複雑なんだ。」
キャリーは、パパやカウンセラーに冷たく当たるけど、
でも、パパも、カウンセラーも、サイも、キャリーの事を大切に思ってくれてます。
隣人サイは、とっても、いい人なんです。
キャリーは、IQ185の天才だけど、自分に正直で、ウソが嫌いで、ピュアなキャラが好きですね。
始めは、視界が狭く自分の意見をまくしたてて、人の意見を聞いてないけど、リストの課題をひとつずつ、クリアし、人と関わり、経験していくことで、ちゃんと耳を傾けるようになっていきます。
大人になれと言うけど、そんなに急いで背伸びする必要はないと思いますよね。
「人生を決めさせないで。まだ、19歳よ。」
サイとキャリーの今後が気になる余韻のある終わり方もよかったですね。
キャリーの最後の微笑んだ表情に、私も微笑んでましたよ。
「君はママにそっくりだ。」「誉め言葉じゃない。」「誉めたんだ。幸せになっていいんだ。ママも君にそう望んでいる。」
帰りに、パンフレットを買いましたよ。
今日も、面白かったです。
映画って、いいですな。
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