こんにちは、国立市議会における議員定数を1名削減する議員提出議案筆頭提出者の石井伸之です。
本日は午前10時より国立市議会12月議会最終本会議が開会しました。
開会の時点で、審議が深夜に及ぶとは想像することは想定していませんでした。
注目の議案として、何と言っても国立市人権を尊重し多様性認め合う平和なまちづくり基本条例案です。
佐藤一夫前市長が佐倉市での平和首長会議で訴えていた内容を、永見市長がその想いを継承する中で国立市議会に提案されました。
マスコミではあらゆる差別を防止する条例とも言われています。
私は賛成の討論を行う中で、いじめ解消に向けて強く訴えました。
子供の頃は社会性が未熟な段階なので、優劣をつける中で弱いものをいじめる傾向があります。
しかし、人は様々な個性がある中で、優れている面と劣っている面があることは間違いありません。
お互いの多様性を認め合い、お互いを尊重することが日本の古き良き伝統です。
まさに「お互い様」の精神ではないでしょうか?
人は決して一人では生きて行けません。
それぞれの繋がりの中で、地域コミュニティを築き上げ、社会を作り上げます。
その点を教育長が先頭に立って、学校教育の中で生徒児童に伝えていただくことを要望して賛成の討論を行いました。
その後は、順調に審議は進みましたが、議員定数削減に向けた議員定数の一部を改正する条例案の前に、私に対する反省と説明を求める動議が提出されました。
どういった内容化というと、議員定数の一部を改正する条例案の提出に向けて丁寧さを欠いているので、反省と説明を求めるというものです。
確かに12月3日の本会議における大綱質疑において、より丁寧な説明が必要だったのではないか?との指摘に対しては、反省の言葉を述べました。
結果的に、私に対して反省と説明を求める動議は反対多数によって否決となりました。
その直後に、私が筆頭提出者となっている議員定数の一部を改正する条例案の審議に入ります。
委員長報告に対する質疑、各議員から可否の判断をする討論が述べられ、採決の結果賛成多数によって可決となりました。
12月3日の12月議会本会議初日における提案説明に対する大綱質疑と12月11日の議会運営委員会における委員会審査における質疑が雨あられのように投げ掛けられました。
多くの質疑に対して極力丁寧な答弁を心掛けました。
これらの努力が実り、大変嬉しい限りです。
議員を一名削減した経費1000万円余りを、市民の皆様が有効に活用できるよう訴えて行きます。
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