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2018年12月12日15:42

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小説「真実の檻」下村敦史

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あらすじ

1994年、現職の検察官が殺人犯として逮捕され、死刑判決を受けた――2015年、大学生の石黒洋平は、母が遺した写真から実の父がその死刑囚・赤嶺信勝であることを知ってしまう。
苦悩する洋平は冤罪の可能性に賭け、雑誌記者の夏木涼子と私的な調査を開始する。

どのようにして人は罪に落とされてゆくのかの過程にぞっとするほどだ。
警察までぐるになると思うと。
洋平の苦悩が丁寧に描かれているので、感情移入しやすかった。
揺れる心の描き方も丁寧で、読みやすかった。

お薦め。
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