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2018年12月13日13:21

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若い女性ピアニストAlice紗良Ottoのピアノリサイタル

極めて若い女性ピアニストAlice紗良Otto2の独奏会を早朝のNHKBS
で1時間かけて放映していた。9月27日に東京OperaCityのConcertHallにおける「ピアノリサイタル」というもので、
これをNHKのクラシック倶楽部でやっていて、これを録画でじっくりと見た。

 なにしろ、奇妙な演奏会、珍しい演奏会だと感じる。
まず、40分ぐらいの演奏。この間に、全くインタバルがなく、息をつくいとまもなく、すぐに、次の曲へと移る

 曲目はと言うと、
1)Debussy夢、
2)EricSati,「グノシエンヌ」Gnosience
でこの楽章?の合間に、ジムノペディ
を挟み込んですぐにまたグノシエンヌに戻る。
そして、締めとしてなのだろうか、夜のガスパール
スカルポなどで連続の演奏は終わるが、演奏後も、しばらく感極まった様子に見えて、
どうやら涙目になっているようにも見える。
 日本人とは言えない環境で育ったからだろうか、日本の演奏家に見える不自然な表情が全くなく、自然に涙を流しているようにも見えた。

この長い演奏が終わり、舞台に立って挨拶をしたときも上の方を見て完全に泣いていた。
アンコールは、「亡き王女のためのパヴァーヌ」
Ravel,Pavane pour une infante défunte
だったが、このときも、まだ、感動というか、天から何かが降りてきたような表情が続いていた。
 不思議な演奏会だと感じた。

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