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2018年12月05日23:02

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《タルトカップ》《眠りたい》《ちー+! 049》

《タルトカップ》

…というものが、仕事先で10円で売られていたので買ってみた。昨日…。
人づてに『タルトカップ』と聞いただけで判断したため、正直どんなものかも想像出来なかったが、まあ、食べられるものという事で3袋ほど…。

で、正体を見てビックリ。ケーキ屋さんとかにある『タルト』の『カップ』でしたか。
当然、タルトそのものは食べられるが、コイツの役割は受け皿みたいなもの。最も重要と思われる中身が入っていない。当たり前だ、手作りお菓子のパーツとして売られている様なアイテムなのだから…。

30円払って手に入れたカップは、円形ココアタルトカップ2袋と、ハート形のいちご味を連想しそうな色合いのタルトカップ(イチゴ味とは記載されていない)が1袋。合計18個なり。…急募! 中身!
とか思いつつも、都合良くそんなものがある訳もなく、どうしたもんかと悩んだ帰宅後。
何となくココアタルトカップが気になるが、1袋の入り数である6個は多い。食べたいが全部食べるとなると…。う〜ん…。
10円アイテムに対して悩みに悩み、結局封を切らなかった臆病な俺だ。

そんで日が変わって本日。
事務所でエンヤコラとパソコンを叩き、用事ついでにカナっち談話。
そんなカナっちの足元に、封を切られた商品段ボールが。
「なにコレ?」
「チョコらしいです。賞味期限が切れたものです」
「メーカー返品?」
「いや、違います」
「じゃあくれ」
「いいですよ」
という流れで一つゲット。商品名は『クーベルチュール バニーユ』。
…なんだ。俺が実際に扱っている商品じゃないか。お菓子製作材料という事で気になっていた中身ではあったが、チョコとは思わなかった。どうりで重いワケだ。
一言に『チョコ』と言われたその重さは500g。しかも『スイート』と書かれているという事は、このままでも食べられるのでは? デカイなぁ。かじってみたい。
てか、ビスケットとかあったらディップにもいいかも…。

なにはともあれ、タルトカップの中身ゲット。今度作って食べてみよう。…こっそりと。


《眠りたい》

昨日は徹夜での勤務となったため、そこそこ疲れた。当たり前か。
…で、昨日は早く眠れる事を期待し、それでも12時手前に寝れば、こんな時に限って変な時間に起きてしまう事が目に見えたため、それなりに頑張って日が変わるのを待っていたワケだが…、やってしまった。最後に11:30頃の時間を見た後、うたた寝…。
そんで起きた00:15…。妙にスッキリしてるし…。
ソレでも眠気全開だったので、そのまま布団内部でゴロゴロするが、既に遅かった。
1時、2時と時間は過ぎ行き、3時でいったん休憩。
暑かったので扇風機を掛けて布団の上で眠る努力をしていた甲斐があり、うつらうつらと夢の入口が近付いてきた事も理解出来た…。
…が、ここで思わぬ敵出現!
…蚊。あれ? いま12月だよね??
なんだか痒いと思ったら既に2か所ほど刺されていて、もう眠るどころではない。
蚊取り線香を死に物狂いで探し当てる頃にはすっかり覚醒。
どうにか眠れたのは05:30の時計を確認した後だった…。
あ〜…眠いなぁ…。眠りたい。いま眠りたい。…でも、いま寝れば夜中に後悔して起きる事になる…。むぅ〜。


《ちー+! 049》

第一章 仲間たちとの行進曲 3-11

【魔法都市ペナ・リノ [南部]】
『ネメス城兵寄宿舎(ペナ・リノ南部第5)』

 調査が進むにつれ、後に『略奪開始の跡地』と呼ばれるようになった大爆発が発生した直後、森の付近でうろつく幼女の姿が相次いで確認された。
 繁華街から僅かに離れた事もあり、この場所での人の出入りは当時では珍しく、鬱蒼とした雰囲気も相まって特に女性の単独接近は良い印象を与える事が無かった。もちろん、幼く小さな子供がここに来る事など論外の話だ。
 幼女の正体が『とある旅館の一人娘』という事はすぐに判明した話であり、すぐさま大爆発との関係を一家まとめて聴取されたものだが、肝心の幼女が幼すぎて会話にならず、家族も旅館内で業務に取り組んでいた事が周囲の情報で確認が取れていたため、少なくとも大人関係者は爆発に無関係という事が理解された。
 残る問題は幼女のみだ。
 本来は集中して爆発事件を解決に向ける事が第一であるが、それ以前に『ゲイソルの牙』の行動がそこかしこで活発化しており、まずはその鎮圧が最優先である。
 時期が大きく手前にずれ込んだとはいえ、情報にあったように『大爆発』が盗賊団の行動開始に繋がった事には変わりがない。というのが、当時の考えだった。
昔から営業を続ける旅館に生まれた幼い一人娘に、どんな『盗賊団との繋がり』を持っているかと言われれば大きく疑問の文字が浮かぶが、繋がりが無いのであれば、無いなりの証拠を見出さなくては解決には至らない。
 事態が混乱している状況下、魔法都市ペナ・リノが保有する裁判局も、証拠もないままに『大爆発を引き起こしたのが幼女の行動の結果』という考えに至らず、幼女の身の保全を考慮した上で、少なくとも混乱が沈静化するまで幼女のペナ・リノ追放を言い渡した。
 これは幼女と大爆発の事実関係とは別に、幼女に対する『爆弾魔』の噂が既に広まっており、考え得る危害からなるべく遠ざける意味を強く持った判決だった。
 旅館を運営する両親もしぶしぶながら承諾し、父親は運営主としてペナ・リノに滞在し、幼女は母親に引き連れられて知人の住まう遠方へと移住したという結末で、その大爆発との因果関係は幼女から一旦は切り離された事になる。

 数年後、ゲイソルの牙の行動は一団からしても予想外の大爆発だったのだが、『大爆発の発生が行動開始の時』という計画を信じた一部がミスリードを起こした結果、準備の整わないままに開始された作戦が大きく掻き乱される事となり、略奪は早々に失敗。
残党は早い段階で再潜伏を余儀なくされ、大きく戦力を失った状況の中、自警団やネメス城兵に怯える長い日々がここ最近まで続けられた。
 こうなると予想外の大爆発はペナ・リノ全体にとって幸運の爆発だったわけだが、ゲイソルの牙が予定通りに事を進ませた場合の略奪など考えもしない人々にとっては、『大爆発の発生こそが混乱の元凶』としか捉える事が出来ず、都市に不安の影を落とす『爆弾魔』が存在するという、まことしやかな噂だけが流れ続けた。

 結局のところ、大爆発がどうやって発生したのかは未だ分からずの状況であり、既に過去の話とはなったものの、一部ではその存在の再来を危惧する民衆も居ない訳ではない。
 そう、大きく表面化している訳ではないが、当時の幼女が成長し、再び魔法都市ペナ・リノに足を踏み入れる事を、都市に住む民のごく一部は予想していたのだ。


「…まあ、話は長くなりましたが、目の前の森とは、そういったペナ・リノの歴史の一つを担う場所なのであります…」
 話を終えたラウニーはそう区切り、結局『ナルミ・クレーデル』の名を出す事が出来なかった自分をどこかで恥じていた。
 だが、チータスはこの話の早い段階で、森の形を変えた人物が誰なのかを見抜いていた。
「それが『爆弾魔 ナルミ・クレーデル』なんだ。ふ〜ん…」
 あまりに素っ気ないというか、興味ないというか、そんな声のチータスに城兵全員が互いを見やる。
「…知っておられたのですか!?」
 思わず目を見開くラウニーに、チータスはなおも素っ気なく答えた。
「あー、それね、…そんなにきちんとじゃないけど、さっきナルママに聞いたんだ。『なんだかナルのこの先が心配だー』って。何かと思ったら、なんか爆弾魔と勘違いされているとかなんとか…。あたしはよく分からないけど、『じゃあ、連れて行っちゃっていい?』って聞いたら、『いいよ』って。…それで、さっきの話に続きになるワケ。…あと、ラウニーさん、また敬語になってる」
 チータスは最後にラウニーの敬語を指摘し、ポケットに忍ばせていた飴玉を取り出す。
既に食べ慣れた感を思わせる包みの開き方に手際の良さが感じられ、相当に『レモン味』が気に入ったのだろう、お馴染みの黄色の飴玉をポイっと口に入れ、何かを言い続けようとしたチータスだったが、何を思ったのか口から飴玉を吐き出し、手のひらに乗ったそれを凝視して驚く。
「うわぁー、なにコレ!? 甘酸っぱくないよ!?」
「あらごめんなさい。黄色の飴玉には『レモン味』の他に『バナナ味』もあるの」
『飴玉』の存在を教えた張本人、スケクは笑って謝った。


《あとがき》

ケーキの類を食べる事は苦手だけど、ケーキの類を作る事に関しては小さな頃から強い興味を持っていたりする。
立体的アートというか、そんな考えだ。
今度時間ある時に作ってみたい。なんて思いつつも、結局自分で食べないんだから、全てが無駄にも感じられてしまい、いつでも躊躇。
周囲に食べさせれば? という言葉も聞くが、そうなるとどんな味なのかが気になってしまいそう。でも、味わった所でさっぱり理解出来ないという…。

いつだかマカロンをおふざけで作ってみた。
店頭販売価格を簡単に評価するなら、単にぼったくり価格に他ならない。
とはいえ、作るとなると、案外神経を使うもので、プリンやクッキー作りとはわけが違ったものだ。
子供に食べさせたらウマイと言ってたが、自分で食べれば『…?』という、甘いだけの存在。見た感じ、おしゃれなお菓子である事は認めるが、俺はホットケーキみたいなデカイのがいいな。


徹夜を含めた短時間睡眠の連続は、4日目あたりから蓄積した疲労が体に影響を出し始める。
なんて言うのかな、『全身筋肉痛』というか、いつでもどこでもどんな時でも『全力疾走直後』というか…。とにかく呼吸だけが正常を維持する変な疲労感だ。

これといった意識的な回復法は見出せておらず、自然回復の基礎として『ひとまず休む、眠る』が最も効果的な方法なのだろうが、俺の場合はその『眠る』が出来ないから困っていたりする。
『休む』にしても、こんな日記をダラダラ書く性格のためか、気が付いても気が付かなくても何かしら変に考えているもので…。長時間…。

うーん…、『のび太』に憧れちゃうなぁ…。

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コメント

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