先日購入した、放熱グリス(グリスではなく液体金属)のLiquid Proを、
VGAクーラーに使ってみました!
効果は抜群ですが、リスクも抜群です。
ガリウム合金の液体金属なので、導電性があります。
漏れて配線に付くと故障の原因です。
さらにアルミニウムを腐食します。
扱いにくさナンバーワンですね。
普通の放熱用シリコングリスは、電気を通したり、金属を腐食したりする事は無いですから。
実験台は、Geforce750Tiなのに補助電源が必要だし、なぜかフルサイズのやつ。
VGAクーラーは…120mmファンがついた、どこの製品だったっけ?忘れた。
早速、グラボからクーラーを取り外して、GPUコアと放熱版を研磨して、
リキプロを少しだけ出して、綿棒で伸ばして、クーラーを元のように取りつけて、作業完了。
リキプロの容器、ホントに注射器みたいで怖えー。
液体金属ってどんな感じなのかな?と思ったら、
固めのグリスを押し出す感じで、モリモリって出てきましたね、
ガリウム合金らしいので温めると塗りやすかったです。
もともと冷却ファンが120mmなので、室温+15度位で安定していたのですが、
リキプロ後は熱伝導率凄いですね室温17度で、ベンチマークをしまくっても25度位で安定するんですよ。
夏でも安心です。
「騙されたと思って使ってみろ、ほんとに冷えるから」
圧倒的な熱伝導率で冷却性能アップなんですが、年数が経つと癒着して取れなくなります。
オーバーヒートの心配は無くなりましたが、理解した上で、覚悟して使うしかないですね。
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