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2018年11月20日21:41

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日産も三菱自工も冷たいなぁ

■ゴーン体制、19年の功罪=検査不正では姿見せず
(時事通信社 - 11月20日 19:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5384570

聞こえてくる情報は日産側の言い分だけ。
逮捕の瞬間は暗視の高感度テレビカメラがスタンバイの東京地検特捜部オンステージ。

いま大手報道メディアは信頼に足らない。
一方の意見だけ聞いてもものの本質はわからない。
おそらくゴーンの雇う弁護士の出す声明程度は聞いてみたいものだ。

そもそも司法取引をした日産の重役は起訴猶予になるという。

起訴猶予というのは違法行為をしていたということの裏返しでもある。
ゴーンが違法行為をしたとして抑えられない、組織内で対応できなかったのが現状の日産経営陣である。

カルロス・ゴーンが日産に乗り込んできた時をニュースで見てきたがあの人が乗り込んでこなければ日産は倒産していた。がめついとか強欲とかいうが清貧だが凡庸な経営者と強欲でも有能な経営者はどっちが企業にとって必要なんだろう。

かつて日産の経営者のセンスはなかったんだろうと思う。
倒産寸前の1999年から遡る1982年に販売された日産の戦略的小型車がある。
1000ccエンジンを積んだその車自体のデキは良かったと聞いている。

ところがCMでやらかしたのは近藤真彦を引っ張り出して「マッチのマーチ」と打ち出したのだ。CMを作ったのは誰であろうとGOを出したのは経営陣だ。
この結果マッチのマーチを買う男性は微妙な抵抗感を感じたはずだ。


経営危機の原因はいろいろあるだろうがそういったセンスのなさが一員だった可能性はあるんだろうと思うのだ。

そこにカルロス・ゴーンが来て日産は立ち直った。

ところがその恩人に内部告発で追い出す仕打ちだ。日本人的感覚で見るとえらい恩知らずな話だなと感じてしまう。

これで間違いなくゴーンは日本を離れるだろう。世界レベルの経営者を日本社会は失ったわけだ。そして経団連は主張する。安くて高性能な外人社員がほしいと。
三菱自工もボロボロのところに手を差し伸べてくれたヒトに冷たいなぁと思う。

あそこでなーんにも聞かされてなかった三菱自工のCEOが男気を見せてくれてたら
少しは見直したかもしれない。

カルロス・ゴーンという求心力を失い日本の経営陣が仕切る日産自動車がこれからどうなるのか大変興味深い。

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