■三菱UFJと三井住友のATM、来年にも相互に利用可能
(朝日新聞デジタル - 11月07日 20:09)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5366244
三菱UFJ銀行と三井住友銀行が、来年にもATMの相互解放に踏み切る方向で話が進んでいますが、利用者にとっては大きなメリットが生まれると私は思います。
なぜなら、それぞれの銀行の店舗やATMがない県でも活用のチャンスが広がるからです。
三菱UFJ銀行のATMが設置されていて、三井住友銀行のATMが設置されていないのは三重県と長崎県で、逆に三井住友銀行のATMが設置されていて、三菱UFJ銀行のATMが設置されていていないのは青森県※、岩手県※、秋田県※、山形県※、福島県※、富山県、福井県、長野県、山梨県、愛媛県※、高知県※、佐賀県、大分県、鹿児島県です。このうち、※はSMBC日興証券支店内に三井住友銀行のATMが設置されている県です。
これにより、どちらのATMもない鳥取県、島根県、宮崎県、沖縄県を除き、利便性が一気に向上する見込みです。但し、三井住友銀行新居浜支店がある愛媛県以外の※付きの県については、ATMの稼働時間がSMBC日興証券の営業時間内(平日9時〜15時30分)に限られているため、それほど利便性が向上しないとは思いますが。
システム改修のため、今回のATM相互解放に加わらなかったみずほ銀行については、すでにイオン銀行とATM相互解放を行っていますが、三菱UFJ銀行も三井住友銀行も、今回の施策はみずほ銀行など他行の参加も見据えたものになっていると説明しています。こうなれば、都市銀行の口座は全国どこでも活用できること間違いなしでしょう。
今後予想される展開としては、前述のみずほ銀行とイオン銀行に続き、三菱UFJ銀行とローソン銀行、三井住友銀行とセブン銀行のATM相互解放の話が出てくることでしょう。つまり、都市銀行と流通系銀行の提携が進む可能性があるということです。
ATM手数料負担に悩まされていた顧客が、ATM手数料無料サービスの拡大でますます便利になることを願いたいと私は思いました。
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