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先日、神奈川中央交通の路線バスで起きた事故の続報です。 まずは乗務員の状況からのニュースのようで。。。
無呼吸症ですか。 そんな乗務員さんは何割も居るでしょうに。。。
それでもベテランドライバーですから、素人ドライバーに比べたらそう簡単に事故にはなりません。
ベテランドライバーも人間です。 確かにこの日は調子がすぐれなかったり疲労があったと思います。
午前九時から運転して、途中休憩があったとしても、午後九時になってもまだ運転しているって、
冷静に見たら、かなりハードワークです。
こんな長い時間会社に拘束される日々を、連日、送っていたら、誰だって加害者になる可能性があるかと思います。
路上での職業運転士に対しては今の法律では厳しい対処です。
それに自分が乗せていた乗客に被害が出てしまった事に関して、当事者は相当にショックなはずです。
(もちろん、一番苦しい思いをしているのは被害にあわれた乗客の家族とかです)。
しかし、
ここに来てまだ会社側の誠意といいますか、事故を発生させた事に関して、会社としての責任を重く感じているという言葉とか気持ちが見つからないんですよね。
人手不足で過酷な状況下でも路線バスは走らせないとならない為、乗務員に無理強いされます。
どこのバス会社も似たようなものです。
ですが、ここは本州で最大規模のバス会社である、という事は、路線数、運行数も考えれば、
業務量も最大なわけであり、
中で乗務する人の負担は想像を絶すると感じます。
それだけの会社なのですから、乗務員に対してもどうしたら、働きやすくなるのかもっと考えて欲しい。
現状だと、法令違反のレベルに達していておかしくは無いと思います。
運輸業界は人手不足の現実に対して、運転士に任せる労務時間に対しては、まだまだかなり緩い定義で制限をかけています。
それを良い事に、その限界ギリギリの時間働かせている状況と思います。
事故の当事者は急病で、事故になってしまった。
なのに、容疑者という言葉が文字に出だした。
それは致し方ないのかもしれないが、会社側は少なくとも、ハードすぎる仕事を強要しているのは明らかですから、
国交省は会社側をもっと疑って、早く法令違反に達している証拠をつかんで処罰してほしい。
それをすりぬけるような労務状態でも、ハードワークが連日続いているのは間違いないのは、現役の乗務員がもし、この記事を見てたら、分かるはず。
この業界、バスとトラックはなければならない大動脈であり、これが衰退すれば経済に影響を及ぼすのです。
人手不足を理由にいつまでも現役運転士を苦しめるのは、卑怯だと思います。
なので、会社側の取調べを普通の人から見て分かるようなニュースを期待したいです。
ベテランドライバーなら、過重労働や、過労でなければ、こんな大事故は起こしません。
自動運転バスなどは開発しているようですが、まだまだ人間のハンドルのほうがはるかに信頼性があり、安心して乗れるレベルであり、自動運転バスの開発レベルはまだまだ実用から程遠いんです。
人間を対象にした問題としては、高齢化、素人ドライバーの経験不足があるかと思います。
そういった観点からすれば、せめて自動ブレーキを搭載するべきです。
それは、たいした技術でもなく、費用がかけられる大手ならば出来るはずです。
不測の事態のときに、異常接近したら、ブレーキかかれば、大事故にはならない可能性があるからです。
しかし、
管理する会社側は、そのひとりひとりの能力に応じて、安全をおびやかさない緩いスケジュールで運用するような事をもっと考えなければならない。
会社側も無理強いした責任はとてつもなく重いので、叩いて欲しい。
そういう事でも、ほんの少しでも意識が変わる可能性もありますし、少しずつでも改善していく様子のニュースを聞きたいです。
そうすれば、人も集まる可能性に、いつかはたどり着けるかもしれないからです。
運転士になりたいという人をもっと増やせるように、していかないと、日本のバス、トラック業界はますます事故が続くかと思います。
とはいえ、バス、トラックは毎日動き続けている、いわば現場仕事です。
こういった悲惨な事故が発生しても周りの車両は止まらずにいつもどおりきちんと走らなければなりません。
鉄道や飛行機だって、死傷者が出るような事故はとても大きく報道されますよね。
路線バスだって、死傷者が乗客に出た事は、非常に重い問題です。
重大インシデントなのです。
業界に携わる人は、いろんなコメントを書いていました。
だいぶ読みました。
現時点で現役の方の話はかなり説得力があります。
元乗務員の方も、経験談は末恐ろしいものがあります。
運転士あっての運輸業ですから、
もっともっと話し合って、今までの常識にとらわれず、とにかく安全に運行する事において、運転士任せにしないで、会社全体として、いつも意識して頂きたいです。
今のニュースは乗務員の様子が書かれていますが、書き方が気に入りません。
会社組織や運行管理は、法令を満たしていても、人間が正常に働ける労働時間を意識して
シフトを組んでるとは思えません。
極論を言えば、今の半分の運行業務量にしてやっと、普通のサラリーマンが、少ない残業で帰れる程度と同じくらいの感じではないでしょうか。
都心部、及び都心に近いバス運転士は、毎日死に物狂いで仕事をしています。
会社は、上から目線で命令するような風紀に感じられますが、
乗務員あっての、仕事の成果です。
乗務員は人です、使い捨てのものではありません。
体が多少弱い人でも体調管理がしっかり出来ている人ならば、事故を起こす確率は低くなります。
そういった当該本人のモチベーション意識さえも奪うほど、過酷な労働状況は、未だに改善されていないことが良く分かりました。
人手不足は今の現実です。
それを踏まえての運行管理も大変かと思いますが、
一人当たりの負荷が大きすぎて、人が増えない状況を、もっと業界全体で対策する必要があります。
国の補助も当然必要ですし、常にきつい状況の乗務員を救い出せるような名案を誰か出せないものか、期待したいです。
このような被害者が出て、やっと、問題としてニュースになるのは軽井沢の事件後であっても、
おきてしまったことに憤りをおぼえます。
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