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2018年10月12日08:23

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10月12日(金) #1709 冬の天気

おはようございます。木下藤吉郎です。


今から50年前の1968年(昭和43年)の今日、メキシコシティーオリンピック開会式が行われました。

■オリンピックの歴史(4)再び世界を明るく照らす聖火
https://www.joc.or.jp/sp/column/olympic/history/004.html


また、今から70年前の1948年(昭和23年)の今日は、小説家の島田荘司(しまだ そうじ)さんの生まれた日です。

■島田荘司 : 作家名データ&資料一覧 | 収蔵品データベース | ふくやま文学館
https://jmapps.ne.jp/fukuyamabun/sakka_det.html?list_count=10&person_id=475
























10月12日 金曜日

今回は、またまた「チコちゃんに叱られる!」風の内容で進めていきたいと思います。ただ今回については、きちんと理科の授業で勉強がしっかりできていれば、小学生でも若干名は、中学生ならば大方が答えられる質問ではないかと思います。

これから、日本は冬の季節に向かっていきますが、その時に決まってこのような言葉が天気予報で言われます。

「寒気(かんき)の影響で日本海側ではすっきりしない天気になり、太平洋側では晴れたり曇ったり」

これ、なぜそうなるのか皆さんはご存じでしょうか?

フォト

冬になると、日本海側の地方(新潟、金沢、福井、舞鶴、松江、福岡など)で雪や雨の日が多く、太平洋側の地方(東京、静岡、和歌山、高知など)では晴れたり曇ったりの日が多くなりますが、その理由も知らずに「トンネルを抜けるとそこは○○」だの「ハワイへ行って芸能人を追っかけてやる」だの、のほほんと冬を過ごそうとしている人々がいるとかいないとか……。

しかし、5歳のチコちゃんは知っているかもしれませんよ。今のうちに「ドヤ顔知識」に入れておきましょう。

結論はズバリこれです。

「冬に日本海側で雪や雨、太平洋側では晴れか曇りになるのは、山があるから」

日本は、細長い列島の内側に山脈が横切っています。冬になると大陸から冷たい空気が日本海を渡って日本列島にやって来ますが、この日本海を渡る間に大量の水蒸気を吸い上げます。海水は温まりにくく冷めにくいので、冷たい空気が海を渡ると海は温泉のように水蒸気(湯気みたいなもの)が上空へ上げられるのです。

そしてそれが日本海側の地域に到達すると、ほどなくして風は山脈にあたります。後ろからどんどん風が送り込まれていると、ついに湿った空気は上に登らざるを得なくなり、上昇気流となって雨雲や雪雲を発達させます。これによって雨や雪が日本海側の地域に降るわけです。

山を越えた空気は雨や雪を降らせた事で水分を失い、乾燥した空気になります。これが山を下って太平洋側に到達するため、太平洋側の地域では晴れ間が出やすくなります。ただ、風の強さや気温の分布状況次第では、太平洋側にまで雪雲が水分を出し切れず流れ込んでくる事もあります。

冬の天気のメカニズムは、海と山脈があってこそ成り立っているのです( ´_ゝ`)
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