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2018年11月30日21:27

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西郷山公園吟行会句 &12/2(日)句会募集

10月7日(日) 10時30分より
西郷山公園にて『吟行会』
兼題:自由

瑠璃揚羽庭先踊り何を告ぐ
赤とんぼ揺れる葉先にだんまりと
合歓のさや秋風吹かれ踊りけり
薄紅葉水陽炎を着飾って
秋の蝶水陽炎とたゆたへる
赤まんま優しき者の足元に
道端のどんぐり気づく日曜日   こまねこ

鯉の眼で 見上げる空にうろこ雲
洋館を 独り彩る 白木槿
どんぐりを 避けつつ歩く 日なた道
秋の雲 つかむ手の平 何もなし
歩む足 つゆくさ濡らす 朝の道  ちゃーりー

鰯雲吟行の空まっすぐに
白風や季を違えたる合歓の花
赤ままの花と子どもと乳母車
摩天楼を見おろしている鰯雲
鰯雲坂の道より現われり
落書きの空きビル地にはねこじゃらし
菅刈公園人疎らなり天高し    ヨッシー

露草や憂ひを失くし今を享く
紅白や秋までつなぐ合歓の花
鯉も亀も水陽炎の秋灯下
菅刈公園椎の実こぼれ天高し
ねむの花実もある生を共にせん   花本

水かげろうらせんに昇る秋の池
ファッションの大瑠璃の街秋うらら
秋高しひまらや杉の直(ひた)と聳(た)ち
剣な(つるぎ)なす葉蘭の突や赤とんぼ
台風にめげず残んねむの花
幽霊めく一歩足の曼珠沙華
池見台座せば秋声あふれけり  霧海先生

また次と横擦り抜けし秋の蝶
石灯篭からかうやうに秋の蝶
薄紅葉水飲む如くかげろへり
秋うらら任務帯びたる蟻忙し
秋晴や黒々と落つ蟻の影
映写機のコマ送りめく瑠璃揚羽
飛行機の音もまた良し秋麗
髷ほどけ落武者ならむ死人花  サンダル

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今週末の句会情報です。
2018 12/2(日)13:00〜 事務所にて
兼題 ●「冬木」 ●「鮟鱇・鮟鱇鍋」の二題
3〜7句つくってきてください。
参加費:\1,000
※参加する方のみ12/1(土)までにメールください。
※先月句をまとめて参加者の方へ送りますので、
毎回、句会後に詠んだ俳句を私までお送りください。

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次々回の句会は 2019 1/13(日)13:00〜
兼題は ●「福寿草・元日草」
●「独楽・独楽廻し・喧嘩独楽」の二題です。

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