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2018年10月04日02:23

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虐待経験者だが…

■結愛ちゃん虐待死、児相の対応に問題 専門委が報告へ
(朝日新聞デジタル - 10月03日 11:56)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5315255

前に日記にも書いたが…
※長文注意。

昨今ニュースで見る虐待死する子供達。
俺は可哀想だとは思わない。
むしろ亡くなって良かったと思っている。
不謹慎だと思う人、亡くなった子供に酷いと言う人もいるだろう。

ここから先を読んでどう思うか今一度考えてみてほしい。







父は中小企業の社長。
ルックスはワイルドでカッコ良いと評判だったのを覚えている。
大学ではラグビー部だったらしく体格も良い。

母は元税理士、さらに保育資格等も持っている。
ピアノも弾けるしスポーツもできる。
ルックスはミスコンで優勝した事もあるほどで、才色兼備な女性。

能力良し、収入良し、ルックス良しの夫婦。
さらに豪邸に住み、良い車も所有していた。

誰もが羨み、時には妬ましくなるほどの完璧な家庭。

俺はそこの御曹司。
良いとこ出のボンボンだ。

そこだけ見れば何不自由無く、悠々自適な生活でさぞ楽しかったのだろうと思う人も多いだろう。

しかしフタを開ければ劣悪な家庭環境。
父も母もクズだった。
いくら能力やルックスに恵まれていようと、中身はクズだ。

父は母の体目当て。
母は父の財布目当て。
しかし父は財産を分かち合う気は無い。
しかも母は体を好きにさせる気は無い。

特に父は正に性根の腐ったクズだった。
夜な夜な遊び歩き、ギャンブル三昧の日々。
自分で稼いだ金でやるなら文句は言わない。
しかし、女遊びやギャンブルで上手くいかなければ妻子に八つ当たりの暴力。

女性との付き合いのプロ、凄腕ギャンブラーを自称しておいて八つ当たりの暴力は毎日続いた。

さらに『男だから強く育てる』と自分を正当化して子供をサンドバッグにした。
時には数日〜1週間食事抜きなんて事もあった。
泥水を飲み、生ゴミを食べて何とか生き延びれた。
だが栄養失調気味になり、体に力が入らない。

まともに歩く事すらままならない。

千鳥足で歩いていると父は俺を後ろから蹴飛ばした。
『男ならしゃんしゃん歩けや!』とね。
それで泣けば『男なら泣くな!』と本気で殴り飛ばされた。
さらに泣けば腹を本気で蹴り上げられた。
泣き止まなければ『うるさい!』とタコ殴りにされた。

母は黙って見てるだけ。
俺を助けたら自分に矛先が向くから。

そして母もクズ。
父があんなゴミだから子供に理想を押し付けた。
スポーツができた方が良いと…空手、サッカー、テニス、水泳を習わせた。
文芸的な事もできた方が良いと…書道、硬筆、ピアノ、塾を習わせた。

どれも上達しなかった。
俺はどれもやりたくはなかった。
友達と遊びたかった。

しかし上達しないと母は気が狂ったように怒り狂った。
親父ほどではないが暴力振るう事もあった、さらにペナルティと言って色んな罰を与えた。
あろう事かあれほど嫌っていた父と手を組んで、殴る蹴る。
ちゃんとしない子供が悪い、これはシツケだ…。
子供を生贄にすれば自分の身は安全だからな。

さらにその後、鬱気味になった母に殺されかけた。
母は父がクズと知って早々に別れたかったが、その頃には腹の中に俺を身ごもっていた。
だから別れる事を断念。

母に殺されかけた。
鬱気味になって俺の首を絞めた。
目の前が真っ暗になっていく中で聞いた母の言葉は今でも忘れない。
『あんたのせいで私は自由になれんかったんよ!あんたのせいで!あんたさえいなければ!』
その時、俺は死の恐怖は感じなかった。
これで楽になれると安堵した。

だが偶然にも生き延びてしまった。
地獄で生き延びたって何も変わりはしない。
地獄で生き延びてもそこは地獄だから。

俺は生きる事に疲れた。
12歳で自殺未遂。
飛び降りや手首を斬ろうともした。
だが、自分では怖くてできなかった。

そして父の会社は…
社長の身分であるが中小企業。
そんな立場の人間が遊び歩いてばかりだと経営も傾く。
ライバル社が現れようと、遊び歩き部下達に仕事を丸投げ。

経営は傾き、案の定赤字となった。

終盤に至っては社員への給料未払いもあった。
社員が未払い給料の催促の電話をしてくると怒鳴って黙らせ、会った時には殴って黙らせる。

子供の俺はそれをずっと見てきた。

結局は破産、莫大な借金も抱えた父。
母は金のない父に用は無く、あっさり離婚届を出した。


ある日、父と母が目の前にいた。
『どっちに付いて行くか決めろ』

母の方がいくらかマシだったから母に決めた。

その時、俺は腰に包丁…ポケットにナイフを忍ばせていた。
『俺の事が嫌いなんか!』と逆上して襲いかかってきたら父を刺し殺すつもりだった。
まずはナイフを出して斬りつけ、わざとナイフを奪わせる。
人間、相手の武器を奪えば少し安心して隙ができる。
そこを包丁で刺し殺すつもりだった。

12歳でそれを計画したが、ナイフも包丁も使わずに済んだ。
父は邪魔者がいなくなって良かったって顔をしていた。

そもそもそれより以前から親父の殺害計画を立ててた。
夜遅くに帰って来て、寝てる妻子に八つ当たりする事もあったクズ。
だから枕の下に刃物や鉄の杭等、凶器を隠してた。
他にも事故に見せかけて殺そうともした。

人を殺せば牢屋に入れられる。
子供でも分かる常識。
こんな家より牢屋の方がマシ。
そう考えてしまうと、親を殺そうと思い立ってしまう。

俺の体のアザを見たり、親父に殴られてる俺を見てた他の大人は何やってたのか?
我関せずだよ。

本当に疲れ果てて交番に駆け込んだり、児相に電話した事すらある。
どこの大人も我関せず。
子供1人助けたところで何の得になるのかと思ってるのではないのかと疑って生きてた。


以上12歳までの話。
冒頭でも書いたが…
虐待で亡くなって良かった…
その言葉を不謹慎と思う人、亡くなった子に酷いと言う人もいるだろう。

不謹慎と言うなら…
あなたなら、こんな生活に耐えられますか?

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