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2018年10月04日09:06

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お返しは子供にせぇ

■かわいかった我が子が!「反抗期って、放っておくしかない?」
(ママスタジアム - 10月02日 19:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=176&from=diary&id=5314419



息子の反抗期はそれほどでもなかったのですが、娘のときは辛かったですね。
 
大阪の私立女子高に入って暫くすると、服装は乱れ、化粧はどぎつくなり、
 
目つきまで恐ろし気になり、夜遊びがひどくなり、娘の部屋の壁は落書きだらけ。
 
母親が注意すると「うるさい」「死ね!」ばかりか、壁を蹴破り、ガラスを割り、
 
高価な食器を粉々に…。
 
挙句の果て、万引き、無断外泊、家出などを繰り返す羽目に。
 
息子と全く同じ育て方をしたのに、この違いはどうしてなのか
 
「あんなに可愛い子だったのに」と夜も寝られない日々が続き、
 
何処で子育てを間違ったのだろうと悩みました。
 
 
やっとのことで高校を卒業しそのまま上の女子大に進みましたが、
 
そこも半年余りで中退してフリーターに…。
 
一年後、一緒に犬を散歩させていたとき、娘が言いました。
 
「わたし、留学したいねんけど」と。
 
「やっぱり…」とわたしは思いました。
 
他人の敷いたレールには乗れず、地図も持たない子はいるものです。
 
娘もちょうどそんな子でしたから、
 
どうせこの性格では、日本で生きていくのは難しいだろうとは判っていました。
 
だから迷うことなくすぐに許可しました。
 
息子が高校時代、ホームステイしていた家に相談、歓迎するという返事。
 
 
一年間、スパルタ式英語スクールで鍛えられて、モナーシュ大学に進学。
 
体力と強固な意志では人一倍の娘は、驚くほど努力しました。
 
今では、女の子三人の肝っ玉母ちゃんで、メルボルン暮らし。
 
結局、荒れている子供を最後に救うのは「無条件の愛情」なのでしょうね。
 
 
娘の長女は、いま小学校1年生ですが、中学から日本に留学すると決めています。
 
当然、我が家に暮らすことになるでしょうが、こっちの体力が持つかなぁ…。
 
 
「荒れていた子ほど親孝行になる」という言葉通り、
 
彼女は何かとわたしたちの心配をしてくれます。
 
「可愛い子には旅をさせよ」というのは真理なのだと思いました。
 
 
「あの時(荒れていた時期)に掛けた苦労のお返しせんとアカンから、
 
長生きして貰わんと困るで」と言いましたが、
 
「そのお返しは、子供にせぇ」と答えてやりました。
 
 

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