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2018年09月26日19:02

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餌と寝床さえ用意すれば済むものじゃない

「多頭飼育崩壊」が社会問題化
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5304335

数年前に奈良県のとある民家で、ミニチュアダックスの多頭飼育崩壊が発覚。
最初はメス3頭を飼っていた飼い主が、ペットショップで売れ残っているオス2頭を『可哀想』だと思い買い取ったらしい。しかも不妊手術はせず。
そしてどんどん数が増え、その数71頭。近親交配が重なった為か、この内20頭ほどが「てんかん」持ち。真っ白い毛を持った子もいた。
怪我をしても病院に連れて行かず、骨が歪んだまま癒着してまともに歩けない子もいた。
この分じゃ狂犬病ワクチンや混合ワクチンも接種させてないだろう。
挙句に酷く不衛生な環境が祟って、漏電が起こり火事になる。家屋の一部が焼けて、恐らく煙に巻かれたであろう犬が3頭死亡。
雑な管理の結果がコレである。

動物のレスキュー活動をしているボランティアの人達の介入で、状況にブレーキがかかる。
この人々の懸命の努力で、およそ2/3の犬が新たな飼い主の元で新たな生活を送る事になった。
しかしレスキュー活動の途中で火事で死んだ子を含め、数頭が死亡or行方不明になる。
10頭ほどが飼い主の元に残されたままだが、飼い主がボランティアの人達を一方的にシャットアウトし、以後連絡が取れなくなる。
こうしてレスキュー活動はスッキリしない形で幕を閉じた。

動物を助けたい、愛しいと思う気持ちは大切だけど、その気持ちは本当に『動物の為』に抱いているモノですか?
動物を迎えるならば、自分の経済力、動物に関する知識、この先何年も世話をする覚悟、動物にも豊かな感情や心がある事を、何度も何度も深く深く考えてほしいです。

自分は愛犬と過去に2度お別れしています。その時が来れば物凄く悲しいけど、それでも犬と一緒にいたいと思う。
5年前にあるボランティアさんから引き取らせて頂いたミニチュアダックスは、今日も元気です。
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