※ごめんなさい、ネタバレあるかも。
シネマクレール丸の内に、「ウインド・リバー 」を観に来ましたよ。
開場の時間まで、自動販売機で買ったアイスコーヒーを飲んで、待ちますね。
開場の時間になったので、1階のスクリーン1へ。
映画チラシです。
「雪深いアメリカの、ネイティブアメリカンが追いやられた土地“ウインド・リバー”で見つかった少女の死体―。新人捜査官ジェーン・バナー(エリザベス・オルセン)が単身FBIから派遣されるが、慣れない雪山の厳しい条件により捜査は難航。ジェーンは地元のベテランハンターで、遺体の第一発見者であるコリー・ランバート(ジェレミー・レナー)に協力を求め、共に事件を追うが、そこには思いもよらなかった結末が・・・。」(映画チラシより)
ネイティブアメリカンの保留地での、女性の失踪、性犯罪被害という社会問題を題材にした、クライムサスペンス。
「草原になびく理想郷 ――」
若い女性が雪原を裸足で走って逃げるシーンから始まります。
夜はマイナス30度。走れば肺が爆発する。どこから、なぜ走ってきた。
あの娘は強い子だ。君の想像を超えている。
娘を似たような状況で亡くした過去を持つ、ハンター、コリーと、単身、一人、FBIから、派遣された新人捜査官ジェーンは、事件を追います。
犯人は誰か?ミステリー風に進みますが、ラスト、やっぱり、そうだったたのかという結末で、サスペンスとして、それほど驚く真相でもなかったですね。
そこそこ、緊迫感のある展開だったとは思います。
銃社会のアメリカらしく、突然銃撃戦が始まったり。
ここは、厳しい雪の中で、娯楽も、女もないと、犯人は言い訳をします。だからって、レイプが許されるものでは、ないですよね。
「大学や、軍とか、選択肢があったのに、お前はここを選んだ。」
最後、犯人に制裁を加えます。
冒頭の若い女性と同じ死にざまを味あわせるんですね。
犯人に裸足で雪の中を走らせます。「車道まで10キロある。彼女と同じ条件だ。」
終盤、ジェーンは、犯人との銃撃戦で撃たれますが、一命を取り留めます。
ジェーンとコリーの会話。「命の恩人よ。」「君はタフだ。自分の力だ。」「ただ、運よ。」「ここに運はない。強さと、意志がものをいう。君は戦った。そして生きのびた。」
ラスト、デッキに座る、娘を亡くした二人の父親の背中が侘しい。
帰りに、パンフレットを買いましたよ。
今日も、面白かったです。
映画っていいですな。
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