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2018年09月12日10:11

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豊かな生活ができる社会は人間の目標です

人間は他の動物とは違って、自然に働きかけ、改造して、豊かな生活をするDNAを持つように進化しています。このDNA(豊かな生活への欲求)の力が、現代の危機を解決して、豊かな生活ができる社会を実現すると信じています。それは人間の進化したDNAが結集された時に実現すると思っています。

今、中東やアフリカ、南米などの新興国では、原油が生産過剰となり、価格が暴落し、国が破産状態になっています。このため収入が無くなって、生活できない国民が増えています。また先進国の米、英、EU、日本などでは国の財政が不足するため、お金を刷り増して使っており、借金の限界が迫っています。新興国でも先進国でも国民は、この危機を乗り越え、解決しなければならない状況です。

こうした中で新興国の国民は、仕事(収入)を奪い合うため、殺し合いする状態に陥っています。また世界中、どの産業でも生産量が余ると、仕事の奪い合いが起きます。値下げ競争になって、経営が悪化し、負けた企業は倒産します。この奪い合いとなる市場競争の仕組みを造り変えることが、当面の課題だと思っています。

変える内容は単純です。技術の進歩で生産が余る状況だから、生産量を分け合う制度にすれば良いのです。企業の競争は商品の質(価格)向上や無駄の削減などで収入が増えていく制度にすれば問題は解決できます。仕事の奪い合い→分け合い。安売り競争→質(収入)向上の競争に変えれば良いと思います。この新しい制度を機能させるには、国の制度も変えることが必要になると思います。

仕事を分け合う方法は、大企業だけでのカルテル(談合)とは違って、中小企業や下請け企業など産業全体で納得いく分け合いや収入になる必要があります。また、異なる産業の収入を不公平にさせない仕組みも必要です。1億を超す人口の日本では、話をまとめる産別の組織が必要になると思います。

だがまだ、自分だけ儲けようとする人もいます。こういう人は国の破産が表面化して、倒産や失業が自分に降りかかるまで改革を考えないかも知れません。しかし降りかかれば、問題を良く知っており、改革の先頭に立つかも知れません。国や企業の破産が表面化すれば、多くの国民が国の改革に参加してくると思っています。

改革の成功にはアイスランドのように国民の直接参加が必要と思います。ギリシャが示すように、急進左派連合政権と議会に託す形では、改革できないのです。北欧の幸福度ランキング上位の国のように、議会を比例代表制にし、議会の議論で決まらない時、直接投票で決める制度がなければ国民の声が生かされないと思っています。

いずれにしても、表面化する前に、情報と意見交換の備えが必要だと思います。

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