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2018年08月27日00:04

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『錆喰いビスコ2 血迫!超仙力ケルシンハ』

瘤久保慎司 先生の「第24回電撃小説大賞・銀賞」受賞作に待望の続刊登場。第2巻は場を
島根に移し“ビスコ”が自身の不死性を取り除くべく不死僧正なる人物の素性を探ります。
(イラスト:赤岸K 先生 世界観イラスト:mocha 先生)

https://dengekibunko.jp/product/bisco/321801000626.html


大宗教国家・島根。その拠点「出雲六塔」から6人の弟子たちに追い出された不死僧正
“ケルシンハ”の復讐劇に巻き込まれる“ビスコ”の胃を抜かれて大丈夫な体がまず凄い。
仙医“アムリィ”を連れての「経典」奪取競争、その苦戦ぶりに敵の強さを滲ませます。

“ミロ”も“ケルシンハ”に脳を侵食されたりと難しい局面を迎えますが、思いがけず
「錆」とは何か、「真言」の意味とは、という話の鍵を握る部分に触れることになって
ますます“ビスコ”とは違った方向に強さを見せていく場面の数々は注目と言えるかと。

最終決戦を前に明らかとなる“アムリィ”の不遇。そして摩錆天として猛威を振るう
“ケルシンハ”の強さ。まさしく神に抗うが如き“ビスコ”たちの戦いっぷりが熱い。
信念と信念のぶつかり合いは必見です。神に狙われる彼らの次なる物語に期待大です。
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