消えた水族館、長

(ヒデ夕樹「海のトリトン」の節で)
犬吠埼の真上には、アアア…
水族館があるのだろう
誰も来ない プールサイドを
館員は、回りつづける
水槽のイルカに近づいてから、
バケツの餌をやるのだろう
誹謗の果てに 残された命
ずっと、支える、人に
GO!GO！犬吠
GO!GO! 犬吠
GO!GO!GO!GO!GO!犬吠

水族館の、終りには、あああ…
こんなドラマもあるのだろう
暑い真夏 電源を切らずに、
氷温を、保ち続ける
南極由来のペンギンが、あああ…
次の出番を待つのだろう
主のいない 水族館で
生かされている 不思議
GO!GO！犬吠
GO!GO! 犬吠
GO!GO!GO!GO!GO!犬吠
銚子電鉄の時のように…さあさあ
助ける者が表れるだろう
そこの社長 立ち上がって
代行 決めて おくれ
GO!GO!犬吠
GO!GO！犬吠
GO!GO!GO!GO!GO!
犬吠