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2018年08月14日08:55

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8月14日(火) #1669 大阪にとっての「最後にして最悪の戦災忌」

おはようございます。木下藤吉郎です。


今から10年前の2008年の今日、北京オリンピックの競泳男子200m平泳ぎの決勝が行われ、北島康介(きたじま こうすけ)選手が2分07秒64の五輪新記録で優勝し、金メダルを獲得しました。前回のアテネ五輪から2大会連続の100m、200m両種目制覇となりました。

■[北京五輪:金]競泳男子200m平泳ぎ:北島康介選手(2008年8月14日) - エキサイトニュース
https://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20080814/Searchina_20080814060.html


また、一昨年、2016年(平成28年)の今日は、アイドルグループ『SMAP』が当年いっぱいをもって解散する旨を、所属事務所であるジャニーズ事務所が公表した日でもあります。

■【SMAP解散へ】「アイドル高齢化時代」のモデルケースになるか - 産経ニュース
http://www.sankei.com/smp/entertainments/news/160814/ent1608140035-s1.html



























8月14日 火曜日

明日は終戦記念日であり、月遅れ盆でもあります。その前日であります今日は、大阪における最も悲しい出来事が起こった日であります。

1945年(昭和20年)8月14日、日本政府は広島、長崎への原爆投下やソ連(現 ロシア)の日ソ中立条約破棄と宣戦布告を受け、ポツダム宣言を受諾する事を決定しました。翌15日にも天皇からラジオを通じて敗戦の旨を伝達する「玉音放送」が行われる方向で準備が進められていましたが、それを知ってか知らずか、アメリカ軍はこの日にB29戦闘機を大量に飛ばして、日本各地に大空襲を実行しました。岩国、光(山口県)、熊谷、伊勢崎、小田原、土崎などに大量の焼夷弾が落とされ、大阪も「最後の大空襲」の標的にされました。

アメリカ軍はこれまでにも大阪を襲う事がありましたが、手元が狂って標的と違う所に被害・犠牲者を出したケースも少なくありませんでした。森ノ宮から京橋にかけて林立していた「大阪砲兵工廠」はアメリカ軍にとって格好の標的でしたが、狙い通りに行かずじまいになっていたのを、8月14日に集中砲火の如く攻撃したのです。

午前11時ごろ、大阪はB29の大群を認め、空襲警報を発令しました。ちょうどその時、京橋駅に城東線(現 大阪環状線)の電車が到着しており、警報に驚き怯えた人々は大急ぎで城東線の下にあった片町線のホームを防空壕代わりにと逃げ込みました。

ところが、流れ弾の一部が、あろうことか京橋駅の城東線と片町線の交差点を直撃してしまったのです。

この空襲では京橋駅において少なくとも200人以上が死亡とされましたが、それはあくまでも身元が判明した人の数に過ぎず、爆弾の直撃でそれこそ跡形もなく木っ端微塵に吹き飛んでしまった犠牲者はその倍以上あったのではないかとの説も強くあります。

戦争は、このような大量の人の命を破壊する事を正当化させてしまう、恐ろしいものであります。人の命を壊す以上は、正義も悪も区別できないと私は思っています。

今、私は「命を奪う」と記しそうになりましたが、「命を破壊する」「命を壊す」と表しました。その理由については、明日じっくり書いていきたいと思います。

※以下のリンクの先は12分程度の動画になっています。Wi-Fi環境下及びPCからの視聴を推奨します。
https://youtu.be/R68pmbBmSqw

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