昨日はジムの帰り、「バースオブネイション」を借りてきました。
http://www.foxjapan.com/birth-of-a-nation
サンダンス映画祭で好評を博した映画。
しかし、神戸では上映されていなかったような気がします。
これも、実話。1800年代に、一人の黒人が、米国最大の
黒人奴隷反乱を率いた物語です。
アメリカでは有名な話なのでしょうが、私は初めて知りました。
その時、黒人は60人あまりの白人を殺したそうですが、
黒人は数百人も殺されたらしい。暴動を率いたナットターナー
は、公開絞首刑となり、彼の後を引き継ぐ者が出ないように
彼の体の皮膚や油が、商品化されたそうです。
最近は、ちょっとでも退屈になると寝てしまうのですが、この
映画も寝るどころじゃなかったよ。
日本人には、ぴんとこない人種差別の問題。
(あると言えばあるのですが、ここまで表面化されていない)
それに、真っ向から向き合う映画。
全てのアメリカ人が、そうで無い事は分かっている。
しかし、一部とは言え、当然のように人種差別を行っていた
という事実に、憤りが止まりませんよ。
今でもアメリカでは、人種差別の火種が、そこらじゅうに
転がっているのかも知れませんね。
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