音楽の話。
★MQA再生環境について
現時点でMQAデコード能力を持つ
普及価格のDACやCDプレーヤーが出てないのが難点。
これを機会にCDプレーヤーを買ってくれる需要が発生してくるかも、ですが
今までCDプレーヤーを必要としなかったユーザーが買ってくれるかどうか?
普及価格帯のプレーヤー、例えばBlu-rayプレーヤーに搭載するのが一番かな。
現在最も安上がりで簡単なのがMQA対応DAPかDACを購入すること。
DACだと3万以下の製品で対応している物が有ります。
DAPでも3万円台で有るのかな。
★PCでの再生について
PC環境でMQAをデコードする手段は大ざっぱに2つ。
1、PC対応ソフトでMQAをソフト的にデコードする。
2、MQAデコードに対応したDAPやDACを購入する。
1は、完全なMQAデコードが出来ず、
24bit 352kHzのデータが24bit 88kHz迄になる
制限が有ります。
2は、PCソフトがMQAに対応している必要はありません。
何も加工せずスルーで送るだけなので。
★MQAと認識するポイント
MQAを認識する為には
1、データを頭から検証して判断する。
2、タグデータにMQAと記載されていたらMQAと判断する。
3、ファイル名に「.mqa」が含まれているかどうかで判断する。
というのが、PCソフトやDAPの挙動のようです。
DACは生のデータを自分で判断する1なので問題無い。
PCソフトやDAPは、1、2、3、色々有るようです。
ハイレゾCDをリッピングした際、リッピングソフトはMQAと認識しないので
2と3が配慮されないデータが出来上がります。
そのリッピングデータを再生しても、PCソフトやDAPが2か3の場合は
MQAとして認識しません。
2か3を手作業で修正する必要が有るようです。
★その他リッピングについて
リッピングの大原則として、
「劣化する圧縮禁止」「圧縮無しか可逆圧縮で」
これは当然かと。
★音量操作について
その他の注意として、
DACにデータを送る際、音量を操作すると正しいデータと認識されず
MQAファイルとみなされなくなります。
音量操作はMQAと認識しデコードした後で、と言うことになります。
ネットで苦労している皆さんの情報を読む限り、こんな所のようです。
MQAリッピングテスト編に続きます。
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