mixiユーザー(id:21895021)

2018年07月21日04:06

68 view

7月21日の誕生花・合歓の木(ネムノキ)

フォト
7月21日の誕生花と花言葉は、薔薇〈黄〉(美・冷めた愛情)、鋸草)[ノコギリソウ](羽衣草[ハゴロモソウ]) (戦い)、ブーゲンビリア(魅力溢れる)、ルドベキア(公平・正しい選択・正義・立派な)等々があります。今回は、合歓の木[ネムノキ]を取り上げます。花言葉は、「歓喜・創造力」です。


マメ科ネムノキ属の植物です。日本原産の落葉樹でイラン・インドから東南アジアを経て日本にかけて自生しています。ネムノキ属の中でもネムノキは耐寒性が強く、荒れ地に最初に侵入するパイオニア的樹木です。
和名のネム、ネブは、夜になると葉が閉じ、左右の小葉がぴたりと合わさって垂れ下がり、その様子があたかも木が眠っているように見える事(就眠運動)に由来しています。漢字名の「合歓木」は、中国においてネムノキが夫婦円満の象徴とされていることから付けられたもので、日本でも 使われています。
属名のアルビジアは18世紀イタリアの科学者アルビッツィの名前に因んでいます。
庭木として植えられるほか、農具の柄(え)や細工物にも使われ、
長野県等では、ネムの葉は 干して臼(うす)でつぶして粉香とし、盂蘭盆会(うらぼんえ)に使っていたようです。台湾のパイワン族はタイワンネムの樹皮の浸出液や葉をもんで髪を洗ったりフィリピンのバタン諸島ではヤエヤマネムの樹皮を洗濯に用いていたそうです。
日本でも、夜に葉が閉じる現象は早くから注目され、『万葉集』で紀女郎(きのいらつめ)は「昼は咲き夜は恋ひ寝(ぬ)る合歓木の花君のみ見めや戯奴(わけ)さへに見よ」と詠み。松尾芭蕉は、「象潟(きさがた)や雨に西施(せいし)がねぶの花」と、与謝蕪村は、「雨の日や まだきにくれて ねむの花」と詠んでいます。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する