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2018年08月06日22:15

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大昔の失恋ソング。

2位は西野カナ! 失恋したときに聞きたい曲ランキング
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=60&from=diary&id=5233284

二村定一の「恋人よかへりませませ」を知っているかにゃ涙ぽろり(ネコ)。原曲は1928年のミュージカル「ニュームーン」の為に書かれたナンバーで、作曲はシグマンド・ロンバーグ。日本にも直ぐに伝わり、藤山一郎や川畑文子、ディック・ミネらが相次いでカバーし、戦後はデューク・エイセスやフランク永井も歌いました。そのエイセスが数十年前、フジの「ミュージック・フェア」に出演してこの曲を歌った際に、タモリが見事なトランペットを披露していたのを記憶しています。二村は昭和一桁代の代表的な人気歌手で、このレコードはマイナーの太陽で録音。メジャーにも引かぬ素敵なブルースにアレンジされており、昭和7年春に発売されました

バートン・クレーンの「恋人に失恋した」を知っているかにゃにこ(ネコ)。原曲は1925年頃に書かれた事以外は全く持って不明ですが、陽気で楽しいナンバーです。唄うバートンの本職は新聞記者で、日本コロムビアの宴席に招かれた際に余興で披露した日本の歌が時の社長ホワイト氏に気に入られて歌手デビューしたという変り種でした。昭和9年まで同社にてアメリカ民謡やジャズソングを録音しましたが、近年インディーズで復刻されて話題になりました。「恋人に…」は軽快なフォックス・トロットで、奥山貞吉の編曲。全六番まであり、後半からは洒落たピアノのリフが現れて聴く人を飽きさせません。昭和7年夏の発売です

藤山一郎の「僕の失恋」を知っているかにゃうっしっし(ネコ)。原曲は古く、19世紀に書かれたアメリカの俗謡“ブランコを漕ぐ男“。1934年に公開された、クラーク・ゲーブル&クローデット・コルベール出演の米コロムビア映画「或る夜の出来事」の劇中、二人が夜行バスの中で乗客らと合唱するシーンで歌われているのですが、本作の公開後にこの藤山盤が出た事を鑑みると何らかの関連性がありそうです。井田一郎のややオールドな編曲で、当時の日本人には馴染み易い三拍子のワルツの旋律が用いられており、藤山もオーバー・リアクションを入れる等して二村を思わせる歌いぶり。明るくも何処か切ないメロディですが、意外な事に二村もバートンもこの曲を入れていないので貴重な録音となりました。レコードは昭和10年春に発売されています
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