mixiユーザー(id:30621259)

2018年09月04日20:50

301 view

携帯電話料金の値下げについて思う

■菅官房長官が携帯電話料金の値下げについて言及、値下げは実現するのか?
(THE PAGE - 09月04日 09:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=5273115

私がこの記事を読んで思ったことを書きます。

日本の携帯電話料金は以前ほどではないものの高く感じる人が多いようですが、その背景には、格安スマホが携帯電話契約シェアの10%程度に過ぎず、それとともにSIMフリースマホ端末があまり売れていないことが原因ではないでしょうか?

格安スマホにはドコモやソフトバンク(Y!mobileを含む)やauといったキャリア契約にないデメリットがいくつかあります。

一つ目は、電話番号はMNPで引き継げるものの、今まで使っていた携帯電話事業者の携帯電話事業者のメールアドレスを引き継げないことです。そのため、家族や知人、同僚などにその旨を伝えるとともに、フリーメールアドレスを伝えておく必要があります。

二つ目は、LINEで友達の追加に手間がかかることです。格安スマホでは携帯電話番号やIDを入力して友達を追加することができず、ふるふるやQRコードに頼らなければなりません。

三つ目は、スマホ端末が故障した場合、キャリア契約ではドコモショップやソフトバンクショップやY!mobileショップやauショップといったキャリアショップで一時的に代替機を貸し出してもらえるものの、格安スマホ事業者契約ではそれがないため、スマホが使えない時期が発生することです。良くて格安スマホ契約と同時に取り扱い店で購入したSIMフリースマホ端末を使っている場合に、原則同一機種かつ同一カラーの端末を最短翌日に届けるサービスがある程度です。

四つ目は、国内音声通話完全かけ放題の料金プランがなく、せいぜい1回5分か10分のかけ放題プランがあるに過ぎないことです。IP電話アプリを使えば、050で始まるIP電話番号宛てなら通話料が無料にはなりますが。

五つ目は、お昼休みの時間帯などの混雑時に、データ通信速度がかなり落ちるケースが目立つことです。これは格安スマホ事業者がドコモやauなどから借りる回線の容量上致し方のない面もありますが。

そして六つ目は、毎月の料金支払いがクレジットカードに限られているケースが多いことです。銀行等の口座引き落としや請求書払いだけでなく、VisaやMasterCardやJCBなどのマークが付いた国際デビットカードも対応していないケースも多いです。

以上のような点から、格安スマホへの乗り換えをためらうユーザーが多く、結果として携帯電話料金があまり下がらないという問題点を生んでいるのだと思います。

来年には現在格安スマホを手掛けている楽天が携帯電話事業に参入し、キャリア契約の選択肢が一つ増えますが、これをきっかけにキャリア契約の携帯電話料金の値下げが進み、それとともに格安スマホの料金の値下げにもつながることを願うばかりです。
5 5

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する