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2018年11月05日20:32

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Friends

東京で6年ぶりぐらいに高校時代の親友達と会った。
久しぶりに会う彼らには、自分の現状を包み隠さず話したし
一人は理解してくれて、一人は理解できないようだった。

妻とはケンカも沢山したけど、心底嫌った事は一度もない。
心の奥底では大事に思ってるけど、それを表に出すほど
ラブラブでもない、まあありふれた夫婦だった

私と親友の彼らに違いがあるとすれば、子供が早くに
大きくなった事だ。彼らの子供は大きくてもまだ中学生。
一方、私の長女は来年大学生。もう大人だ。
妻との離別を選んだのは、そんなマンネリ化した関係性を
打破したい気持ちもあった。それに妻が同意してくれるなら。

妻とは感性も、住んでいる世界観も、好きなスポーツも味覚も
何もかも、ほとんど合うものがなかった。
妻は土着的で、半径2キロ以内のコミュニティで生きるタイプで、
私はその正反対。生い立ち柄か、一つの場所で10年以上は
生きられない。何より世界観が違うと言うのが私には大きかった

果たしてこの先の半生、一緒にいるべきなのか
それがお互いにとって、本当に良い事なのか?
人生は一度しかないのに。

もちろん見捨てる訳ではなく、むしろ妻と娘以上に
大事な存在なんていない。それ相応の経済的保証はするし
老後の面倒も当然みる。妻は私の相談を受けて、その条件を
私が守ると信じてくれたので、最終的にはイエスとなった。
結局は私の我儘だ

一人暮らしをして半年経った。サルトルじゃないけど
人間の実存は、本質に先立つものだと本当に思う
生きる事とは、常に開かれた可能性を保ち続ける事だ。
変わらない世界観の中で延々と生きる中で、可能性は
どんどん狭まって行く。単に出会いの多寡ではなく、
自縄自縛的に自律性が侵されて行く

独りになる事で、個人性を取り戻した感じがする。
この当たり前の感覚が、長い家庭人生活の中で融解していった。
帰りの通勤電車を考えて、残業はそこそこに帰宅していた
あの頃に比べて、通勤距離が短くなったので
仕事に対してより攻撃的に、よりアグレッシブになった。
人との出会いにも積極的になったし、何より
一人暮らしに求められる自律性の追求が気持ちいい

ライフスタイルを含めて、自分らしく生きる事は
人間性の保持にとって非常に重要だ
一度しかない人生の中で、それが融解して行く感覚を
どうしても受け入れられなかった。
普通は我慢するのかもしれない。しかし私はしない。
その代わり義務と責任は果たす。そう決めたから
その通りに実行した

何も恥じないし、高校時代の私を知っている彼らは
私がそういう奴、そういう事を考えそうな奴と知っているから
「お前らしいな」と言って笑ってくれた

先日のカラオケに続いてストレス発散できたので
一段落ついた経産省とのクソバトルも、まだまだ戦える。
先週末に連戦した取引先主催のパーティで私は誇張抜きで
「時の人」だった。様々な人から「大変ですね」と握手を求められ
会社のお偉いさんからは、私のこれまでのメールを
激闘の記録として国内部門にも転送したいと申し出があった。

この問題を最短で出口に導き、更に社内でのプレゼンスを高め、
更に強大な発言権を勝ち取る。会社の為じゃなく自分の為に。
上に行けば給料が増える。給料が増えれば妻をもっと楽に出来るし
自分の為の人生も生きられる。一度しかない人生で、勝負どころは
この十年になる。本気出すのはこの十年だと思う

色んなものを背負いながらも、色んな事に挑戦したい。
「そこそこ」じゃなく徹底的に、人生を生き抜きたい。
人生はロックだと思うし、そう在りたい。
そのためにはお金も重要なんだよ、現実的には。
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