カズマサ『ふぅ…遅くなっちまったな…家まで送っていくぜ?』
めぐみん『魔物が出るわけでもありませんし…別に1人で大丈夫ですよ?貴方は仮にも一国の王子なのですから…早く戻らないと大変なのでは?』
カズマサ『そうだな…それじゃ…また明日!』
ここはグランエスタード島のとある神殿…
グランエスタード城の王子であるカズマサ(18)と
同じ島のフィッシュベルに住むお嬢様であるめぐみん(14)は幼なじみであり
毎日の様に島のあらゆる所を探検して回っていた
この世界に存在する島は
グランエスタード島ただ1つであり
魔物も出ないこの島は
不気味な程に平和であり
これはそんな平穏な生活を
2人の好奇心が変えてしまった物語である
バーンズ王『全く…カズマサには困ったものだ…』
シュテル『仕方ありませんよ…男の子とはそういう生き物です…』
カズマサには国王と妹も頭を抱えており
ある朝の事…
カズマサとめぐみんは遂に封印されていた神殿の内部へ入る事に成功した
めぐみん『むぅぅ…1つ足りませんね…』
カズマサ『仕方あるまい…1度フィッシュベルに戻ろう…必ず見つかるさ…』
内部で拾った石版を台座にはめていくと
残り1つの所までたどり着き
2人は1度町に戻る事になった
町では年に1度のアミット漁が行われており
2人が戻ると
漁師の娘であり
2人の友人でもあるアクアが
求めていた物を持って待ち構えていた
アクア『ふふん…あんた達!これを探していたんでしょ!?』
カズマサ『石版じゃないか!?そいつをこっちに渡すんだ!』
アクア『いいけど条件があるわ!私も連れていきなさい!』
めぐみん『後悔するかもしれませんよ…この石版によって…封印されていた魔王が復活するかもしれません!』
カズマサ『魔王…復活…』
めぐみん『どうかしました?』
カズマサ『いや…何でもない…』
アクアを連れたカズマサとめぐみんは再び神殿の台座へと向かい
台座に最後の石版をはめ込むと
不思議な光に包まれ
気がつくと
見たことのない森の中で目を覚ましていた
ドラクエ7です
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