例により瀬戸内アートネットワーク共通招待券を使って、1月25日以来の猪熊弦一郎現代美術館に向かいます。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1964860281&owner_id=10363401
特別展示は荒井茂雄展。
ここの美術館を冠する猪熊弦一郎に師事。現在、97歳で丸亀市猪熊弦一郎現代美術館相談役をされています。
これから見ていく作品は、そんな荒井茂雄氏の70年以上に及ぶ多角的な作品群です。
では、2階にて撮影OKで太っ腹な展示の代表的な作品を紹介していきたいと思います。
まずは1960年代より制作された幻想的な風景画シリーズ。日本画や友禅の手法が巧みに取り入れられているそう。
《楽園》1974年 丸山晩霞記念館蔵
《大きい鳥》1976年 丸山晩霞記念館蔵
《青い花》1977年 丸山晩霞記念館蔵
《二ツの風景(鳥)》1985年 丸山晩霞記念館蔵
次は1980年代半ばより、それまでの画風と一変した抽象表現の作品群。
どちらも作品名ともどもデーターを失念・・・す、すみませーん!
捨てられた手袋や使い古されたネジなど日用品を浅い箱状の支持体に構成したシリーズ。これは、もはや絵ではありませんね!
《勲章》1991年 丸山晩霞記念館蔵
《手招きする人》2000年 丸山晩霞記念館蔵
その他具現的な作品エリア。
《よろこび 1と2》2009年 丸山晩霞記念館蔵
《宇宙のリズム B》2011年 丸山晩霞記念館蔵
90歳を超えてなお新たな表現への挑戦を続ける作者。近年では美術全集や骨董市で入手した古書などから引用したイメージを組み合わせたコラージュを手掛けています。
《江戸物語り》2016年 丸山晩霞記念館蔵
《歴史物語り》2017年 作家蔵
こんな所で荒井茂雄氏の企画展は終了して、3階にある4月14日から新しくなった猪熊弦一郎氏常設展の「猪熊弦一郎のおもちゃ箱」に移ります。
《婦人像》1926年
《Two Shores (Yellow)》1970年
作品付近に何気に書いている言葉が味わい深い・・・
実は三越の包装デザインも猪熊弦一郎氏だったりします。
残念だったのは、カフェレストMIMOCAでのランチの廃止。いのくまの昼飯・・・美味しかったのにな・・・。
ここで退館して昼飯はうどんを食べに行きます。
目指すは、同じ丸亀市内の土器町にある平成27年6月18日創業の新店「山とも」。
まんのう町の「山内うどん」で修業された宮武系のお店です。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1728079599&owner_id=10363401
そう言えばブラタモリの讃岐うどん編の冒頭に出てきたお店でもありますね〜。
セルフのお店ですので、まずはうどんの注文ですが、宮武系らしく麺が冷たくて出汁が熱いかけうどんを「ひやあつ」と注文。小(230円)にします。
出来立てを出してくれるようなので6番札ときつね(100円)とゲソ天(160円)を取って先にお会計。席に着いて見る絵が可愛い。
ネギとキツネを乗せて頂きます。宮武系統の店のなかでも麺は細いですね〜。太いのが好きな私ですが、このツルツルとのど越しの良いこの細麺もなかなか良かったです。
さて、今日は美術館をもう一館。
坂出まで足をのばして2月21日以来の東山魁夷瀬戸内美術館に向かいます。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1965284042&owner_id=10363401
2018年度第一期テーマ作品展は「生誕110年記念 ひとすじの道」。
こちらはいつも通り撮影禁止なので作品写真はなし。
あぁ・・・回転式のタワーと沙弥島がやっぱり懐かしい気分にさせてくれます。
こうして瀬戸内アートネットワーク共通招待券スタンプは、猪熊現代美術館と合わせて5個目をゲットとなりました!
鑑賞後は、カフェのな・ぎ・さで瀬戸大橋開通30周年記念にて4月から新作のかるかん羊羹・せとうち気分を抹茶とセット(600円)で頂きました。
これにて今日の美術館巡りも終わり!
いい天気だったぁ〜☆
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