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2018年06月09日18:49

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日米首脳会談詳細。

日米首脳会談の詳細。

下記記事をお読みください、私が述べている内容と同じでしょうexclamation ×2
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「圧力」から「懇願」へ 世にもバカバカしい日米首脳会談

「米朝首脳会談が成功し、核、ミサイル、拉致問題が前進するよう米国と緊密に連携したい」――。安倍首相の口から「日米緊密連携」という言葉が出るのは、何度目のことだろう。ハッキリ言って、もう聞き飽きた。

 日本時間のきのう(8日)未明、ワシントンのホワイトハウスで行われた日米首脳会談。約1時間に及んだ会談後の共同記者会見の冒頭から、安倍は歯の浮くようなセリフでトランプ米大統領をヨイショ。朝鮮半島の非核化という歴史的な会談を前に「過去のどの米国の大統領も成し遂げることができなかった決断を下した力強いリーダーシップに敬意を表する。日米は常に共にある」と全力でシッポを振りまくった。

 ところが、トランプの口をついて出たのは、ジャパンバッシングの発言ばかり。会談冒頭や共同会見、ツイッターで、日米FTA(自由貿易協定)を求めていく考えを繰り返し強調。FTAは日本にとって不平等な条件が盛り込まれかねないシロモノだが、安倍は貿易協議の初会合を7月に開催することを、アッサリ承諾してしまった。

 さらにトランプは「米国は明らかに日本から多くを購入している。特に自動車だ」「貿易の不均衡はかなりの額に上る」と繰り返し、対日貿易赤字に不満タラタラ。トランプ政権は日本に対し、鉄鋼とアルミニウムに続き、自動車の輸入制限の発動をちらつかせているが会談で安倍はこれらの高関税措置への不満や懸念を一切、トランプに伝えなかったという。

 安倍の言う「緊密連携」とは「完全な言いなり」と同義語なのか。

 その上、共同会見ではトランプに「安倍総理は先ほど軍用機、旅客機、たくさんの農産物などあらゆる米国製品を数十億ドル規模で購入すると約束した。アメリカの工場への投資も実現させると言った」と暴露される始末だ。一体、これのどこが「緊密連携」なのか。ポチ扱いの安倍は完全にトランプのサイフとして使われているだけ。遠路はるばる国を売りに行ったようなものである。

■追及逃れで国益を損ねても平気の平左

 そもそも、日本時間のきょう未明から2日間、カナダ東部シャルルボワでG7サミットが開催される。当然、安倍もトランプも参加する。サミットの機会に日米両首脳が別途、会談の席を設けてもよかったはずだ。

 それを外遊期間を延ばしてまで、安倍がわざわざホワイトハウスに出向いたのは、1日でも長く日本にいたくない証拠だ。理由はもちろん、モリカケ追及逃れである。

 記録文書の改ざん・隠蔽、説明の食い違い、新疑惑が次々と湧き出て、安倍は防戦一方。政権中枢や安倍に近い自民党幹部らが全力を挙げて、問題の幕引きを急ぐ中、安倍がホワイトハウスに押しかけたのは、モリカケ潰し以外の何ものでもない。

 自身に降りかかった疑惑の火の粉を振り払うため、日米首脳会談を政治利用し、その上、日本の国益を損ねても平気の平左とは、亡国首相の根性たるや恐るべしだ。

「メディアの『米朝首脳会談に向けた共同歩調の確認』という開催理由の解説は真っ赤な嘘です。今のトランプ大統領はG7さえ、『気が散る』と参加を渋るほど、頭の中は12日の米朝会談でいっぱい。安倍首相と会談する必要性は全くなかったのに、どうせ来るならと貿易赤字解消に向け、言いたい放題。要求を丸のみした安倍首相にすれば、トランプ大統領に『米朝会談で拉致を提起』と言ってもらえれば、満足なのかも知れませんが、国富を奪われる国民にすれば許されない話です」(元外交官の天木直人氏)

 これだけバカバカしいトップ会談は世にも珍しい。

可能性ゼロの日朝会談に意欲示す薄汚い狙い
 この日もトランプは「最大限の圧力という言葉は使わない」と強調したが、驚いたことに安倍もトランプに足並みを合わせ、共同会見で「圧力」という言葉を封印。

「北朝鮮と直接向き合い、話し合いたい。あらゆる手段をつくしていく決意だ」「最終的には私と金正恩朝鮮労働党委員長の間で直接協議していく」と踏み込み、北との対話のポーズを示したのだ。

 あれだけ「対話のための対話は意味はない」「最大限の圧力」と拳を振り上げ、北朝鮮を逆なでしてきた“圧力バカ”の豹変ぶりには、金正恩もビックリ仰天したのではないか。

 とはいえ、安倍が日朝首脳会談の条件に掲げてきた拉致問題の解決にメドが立った形跡はゼロ。

 拉致問題について、金正恩に「韓国やアメリカなど周りばかりが言ってきているが、なぜ日本は直接、言ってこないのか」と小バカにされるほど、北と直接のパイプさえないこともバレてしまった。

大体、北は安倍を「1億年経っても我々の神聖な地は踏めない」と痛烈に批判している。党機関紙「労働新聞」は最近も〈安倍や河野(外相)など日本の政治家がいくら意地を張っても、それは蚊帳の外になったことに対する不満の吐露としか考えられない〉〈安倍一味は、節操のない言動で哀れな立場を浮上させている〉と非難する論評を掲載していた。

 北朝鮮に蛇蝎のごとく嫌われた安倍が、いくら直接協議を決意したところで、北が応じる可能性は限りなくゼロに近い。しょせん、圧力バカの豹変は口先だけのパフォーマンス。圧力路線をひとまず抑えることで、国際社会で進む対話の流れに便乗し、「蚊帳の外」批判を鎮める思惑だろう。ご都合主義で北を政治利用する狙いが、透けて見えるのだ。これでは北からバカにされるだけだ。


■北の礼賛報道を笑えない日本の御用メディア

高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言った。

「主体性なき安倍外交は日朝会談実現も米韓頼みです。トランプ大統領に擦り寄るほど、ますます貿易赤字解消の圧力を強め、日本の国富をごっそり持っていかれる悪循環となりかねません。仮に米国のセッティングで会談が実現しても、拉致問題について北朝鮮は『既に解決した』との主張を崩していない。はたして首相に『拉致の安倍』の金看板を捨ててまで、日朝会談に臨む覚悟はあるのでしょうか。安倍首相が居座る限り、モリカケ追及は続き、日朝会談は実現せず、米国にお金を搾り取られるだけです。それでも首相は米朝会談が成功すれば、“勝ち馬”に乗り、『日米の緊密な連携』によって、ありもしないミサイルの脅威が取り除かれた、と自分の手柄にする気でしょう。今から、そんな光景が目に浮かびます」

 これだけバカげた日米会談を日本の大メディアはどう報じたか。当日の大新聞各紙の夕刊は〈米朝会談で「拉致」提起〉〈首相、日朝会談に意欲〉の大見出し一色。出来もしない安倍の口先パフォーマンスを大々的にPRする忖度ぶりだ。前出の天木直人氏はこう指摘する。

NHKを筆頭に、テレビニュースも、安倍首相の発言ばかりをタレ流し、まるで首相の立場を代弁することが優先されているかのようです。共同会見を見れば、日米の立場が完全に一致していないのは明白なのに、NHKは午後7時のニュースで、『日米の結束が確認されて、日本の政府関係者から安堵の声が出ていた』と報じました。一方で、トランプ大統領が共同会見で、安倍首相が数十億ドルを新たに献上したことを暴露したことは、どのメディアもほぼ触れずじまいです。これでは、国民にはこの先に起こる真相が何も伝わりません。まるで戦中の大本営発表さながらの御用ぶりの極みです」

 地位に恋々とする亡国首相のインチキパフォーマンスと、それを猛烈に大宣伝する巨大メディア――。この構図が変わらない限り、この国は北朝鮮の独裁ぶりを決して笑えないはずだ。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/230881/1
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