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2018年06月11日00:31

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宗教は必要か?

☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
 世界中のすべての方が幸せにありますように!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆
2018年 平成30年 
6・10(日)


  宗教は必要か?
 
  近代合理主義思想の限界を考える
          

 姫野です。
 今日京都はくもりで小雨ぱらつく一日でした。

 ど〜も、いかがお過ごしでしょうか。

 あなたの村の田植えは終わりましたか。

  世を旅に しろかく小田の 行き戻り

               芭蕉


 本当に行きつ戻りつする人生と感じます。

 
 さて
 幸せのために、近代合理主義の限界
 をどう乗り越えればよいのか。という
 お話をしています。


 中世の宗教のくびきを逃れ、新しい考えとして
 啓蒙思想が現れました。
  啓蒙思想というのは一言で言えば「人間の理性
 を思考の基準として採用するぞ!」という考えです。

 真理は教会・神が決めるのではなく
 (もっとも神に名をかりた、既成カソリック教会の
  恣意的な権力行使への反発と言えます。)
 人間の理性を基礎に客観的・合理的に判断していこう
 という新しい流れです。

 それは確かに万人に納得がいく道を開きました。
 そして現代までつづく財産となりました。


  目に見えず、確かめようもないことを
 信じ込ませて、妄信して、教会や教祖に
 絶対服従させるというような宗教は現代の
 合理的な理性人にはなじみません。

 これによれば、もう宗教は不要になる。
 そう感じさせてくれます。

 しかし
 本当に私たちに宗教は不要でしょうか。


 確かに既成の宗教教団の教えは全面的に納得できない
 ことが多いとしても、スピリチュアルなことは
 すべて不要としてよいのだろうかという疑問が
 1960年代からアメリカで起こり始めました。

 物質的に豊かになり、すべての人は自由で平等だ
 と言われても、何か物足りないのです。
 心から幸せだと感じられないという人々が
 あらわれました。


 成功し社会的な地位も収入もあり、家庭も持ち
 余暇・旅行・愛人との関係も楽しんで、貧乏人から見れば
 理想的なうらやましい人生に見える生活に、
 「幸せが感じられない」
 と叫ぶ人々が夢のように豊かになったアメリカで
 出始めたのです。


 何か欠けているのでしょう。

 僕は思うのです。
 近代合理主義思想だけでは
 「愛や慈悲が出てこない」
 そこが欠けているのです。

 自分の日々の暮らしに
 深い愛や慈悲の感じられない人生
 それは生きていても物足りません。

 個人の合理主義的考えからすると
 愛も慈悲も計算になります。

 私を愛してくれたら、その分愛し返してあげる。

 ここで愛や慈悲を示すと
 自分の得になるから愛を示そう
 単なる計算による自分中心のものになります。

 そうすると、愛も金や社会的地位・性的魅力な
 ど総合的判断による計算・取引になります。
 それがなくなると、愛も冷めるのです。


 人は確かにそんな自己中心の計算から
 生離れられない心理の動きを持っています。

 でも、そんな愛や慈悲ではしあわせは
 長続きしないのです。

 深い愛や慈悲を感じられない人生は
 むなしさが常に残るのです。

 
 なぜ、愛がない人生は
 どこかむなしいのでしょう。
 どこかもの足りないのでしょう。


 僕は思うのです
 人は本質的・根源的には
 誰もが、深い愛、慈悲のこころが奥に流れて
 います。

 そこにふれることがないと、物足りないように
 本来的にできているのです。

 ですから
 私たちは単なる客観的な計算では理解できない
 人の愛や慈悲を目にするのです。
 

 人に不滅の愛や慈悲を教えてくれるもの
 それが真の宗教である。と僕は思います。

 合理主義思想だけでは
 これが伝えられないのです。

 宗教。スピリチュアルな教えの
 必要性を理解しないと、
 老い死んでゆく人の定めの中で
 深く幸せな人生を送ることは
 難しいと僕は感じます。
 
 
 あなたはいかがでしょうか。

           
 ではでは
 愛を込めて!

 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)
 ana38655@nifty.com


 今日も笑顔でニコッとね。

 何であれ、そこに愛が流れてこそ
 はじめてこころから楽しくなります。
 
 幸せはごく自然な
 あなたの命の本来の属性です。

 よろしければ、お参りして一息入れてみて下さい。
  (聖心寺・聖心神社)
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