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2018年05月18日03:44

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映画 『ホタル』 における考察


彼女は挨拶の途中、
『あんな若い人たちを殺してしまった』と絶叫して、
立ちすくみ、泣き崩れる。


この『殺してしまった』という言葉は重要である。

ここではそれを成すすべもなく、
見送った自分への悔恨として語られているけれど、
あの若者たちは『死んだ』のではなく、『殺された』

という
まぎれもない事実といや応なしに向かい合わされる。

『殺した』最大の責任者こそ、
小泉首相が参拝した靖国神社に合祀されたA級戦犯たちであり、
あえていえば『日本の悲劇』が記録フィルムによって見せたように、
天皇もまた特攻隊員をほめそやし、はげました責任を免れない。

特攻隊の若者たちは『死んだ』のではなく
『殺された』という地点から、初めてことの真実が見えてくる。

降旗監督は講演会で『ホタル』の製作過程を率直に語った。






18年の訪日客数、過去最速で1000万人超え 「春」の魅力伝わる
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=5115258
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