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2018年05月12日00:43

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脚本家が苦手な家族もの、だからこそのグルーブ感のなさ。

■『半分、青い。』が描く、現代に繋がる“過去” 今までの朝ドラとは違う独自のグルーヴ感を読む
(リアルサウンド - 05月11日 06:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=169&from=diary&id=5105802
グルーブ感、なんて音楽用語で逃げないでくれないか?一体感、独特のリズム感という意味だけじゃなく、あまりにも多用な意味を持つ言葉だから格好のエクスキューズになってしまう。

初期の注目作、ずんどこべろんちょ、からロンバケを初めとする恋愛ドラマを見てきた私や妻のような中年、それはつまり脚本家の北川悦吏子さんよりもちょっと年上、からすれば、今回の朝ドラは脚本の穴ばかり目立って、ちっともグルーブイ(?)ではない。

朝ドラというホームコメディをコントロールできないで、なにかいつも足りないし、余計なものが目立つ。あのマグマ大使とかの、おそらく脚本家としては、してやったり!のコネタがみなすべってばかりだ。

近過去の風俗に執着するあまりに、家族や、ヒロインと幼なじみの関係性をどう描くのかに新境地はない。どこかで見たような胸キュンと家族の愛情の自慢ばかり。

最大の問題は、ヒロインの生き方に共感できないことだ。おっちょこちょいではすまない、この行き当たりばったりのぶざまさ、ヒロイン失格どころか、これだったら、あなそれの不倫に罪悪感のカケラもない波瑠のほうが、よほど現代性に満ちていた。

この朝ドラをヨイショするみなさんは、ドラマのなにを見ているのだろうか?なにをそこまで忖度する必要があるのだろうか?
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