mixiユーザー(id:18012799)

2018年04月21日21:54

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あくまで、私の経験上の話です。

この手の話が出てくると、
「まずは日本語の教育をしっかりしてから」
って意見が出てきます。

しかし、私の経験上、日本語は日本語でちゃんと学べばよく、あくまでも、英語を話す、考える際に、英語用の思考回路をちゃんと構築しておくことが重要ってことを感じています。




日本語を考えるときは日本語、英語を考えるときは英語って、脳を切り替える訓練が絶対に必要。
いったん日本語に置き換えているうちはダメ。



ぶっちゃけ、私の英語力、語学力なんて、中2レベルで停止しています。
それでも、英語で外国人と話しています。

これは、23年前に、香港で一人で英語で対応せざるを得なかった経験から言えることなんです。


中2レベルで停止していたのに、なんで外国人と英語で会話できるのか?

そもそものきっかけは、長野オリンピック開会式の時に、時のIOC会長 ピーターサ・マランチが演説している内容が、同時通訳よりも先に理解できて、同時通訳を初めて邪魔だと感じた出来事からなんです。

それは、当時ユーゴスラビア紛争で、かつてのオリンピック開催都市サラエボが戦場になり、オリンピックスタジアムが処刑場になっている悲劇があり、それを踏まえて、彼が「オリンピック期間中は戦闘を止めてくれ! 殺し合わないで!」っと訴えた内容が、すぐに理解できたからなんです。

サマランチがスペイン人で、英語がうまくなく、ゆっくりとはっきりとしゃべったことも理解できた要因と言えるのですが、彼の話すことの一端が理解できた瞬間、英語を英語で理解しようとした瞬間、英語ダメダメ人間が、一瞬にして理解できたんです。


だから、香港滞在中も、基本的に日本語に置き換えて考えることを放棄して、英語で考えるようにしていました。
すると、物凄くスムーズなんですよね。



で、香港から帰国後、海外からの客と接する機会が増えたのですが、一生懸命日本語を英語にしようとするとスムーズに話せないのに、彼らが英語で話している会話を聞いているうちに、いつの間にか頭が英語用に切り替わり、質問などもスムーズに聞いて、スムーズに答えていたんですよね。

あの感触は、おそらくある程度英語に堪能って人にしか理解できない感覚だと思います。


だからこそ、小学生のうちから英語用の頭脳を構築しておくことは、後々必ず役に立ちます。
私が感じた「脳が切り替わる」感覚を、スムーズにできるようになるからです。



右寄りの人は
「日本人の言語を奪う謀略」←これは極論ですが・・・
左寄りの人は
「まあ、建前はいろいろあるけど、教師の負担が増えることは反対!」←日教組信者w

ってところでしょうが、そうじゃないんですよ。


日本語の複雑さやすばらしさ、先人が残してきた各種の西洋の言葉を日本語に置き換える努力などは、一切否定しないし、むしろこれからも大切にしていくべきです。

しかし、そうした先人の努力は、血のにじむような他国言語(特に英語)の理解と読解によって成し遂げられてきたものであって、それを今後ともスムーズに行えるようにするためにも、幼少期からの英語教育は、絶対に必要だと思います。


うちの娘は、今年から小学校1年生。
私学ゆえに、毎朝、初めの15分間、香港人の先生から、英語の授業を受けています。
単語の詰込みじゃなく、英語に慣れ親しむってことから始めています。

これって、物凄く重要なんですよ。
だから、この学校に通わせているともいえるんです。






■「まさか自分が教えるとは…」英語教育で小学校教員に募る不安
(AERA dot. - 04月21日 11:31)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5080530
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