4月20日、金曜日。
夜、またもや寝付けずに困った。ようやく明け方になって意識が闇に溶けたが、2時間ほどで目が覚めてしまう。睡眠の質も悪く、すっきり目覚められないのが困り物。目覚めてしばらく厭世観に囚われるのは、身体の怠さのせいもあるのだろう。まるで軽い二日酔いの如く、頭が重いのにもうんざりする。睡眠前の薬を飲まなければ、こういった事態は避けられるのであろうが、飲まないわけにはいかない。
といった中、2時間ほどダラっとしたらスッキリしてくる。ただ、慢性の睡眠不足状態といったところではあるな。やはりよくない。じきに体内電池が切れる日が来てドカ寝をする日が来るだろう。その日が待ち遠しい。
この数日で集めた新作映画チラシを分類・整理し、「何か映画を観に行こうかなあ」と考えて、幾つかの劇場のタイムテーブルを調べた。『ミスミソウ』、『曇天に笑う』、『去年の冬、君と別れ』あたりを観たい。洋画は二番館で掛かりそうなものは見当をつけ、封切り時はスルーするようにしているから、どうしても邦画が多くなる。地雷臭がプンプンする『honey』と『北の桜守』だが、この2作は安価で観られる方法があるので、これも観たい。ちょっとした遠征になるが塚口サンサン劇場でムーブオーバーしてくれている『羊の木』も気になる。あとは『ちはやふる-結び-』、『リメンバー・ミー』が観たい。ただ、これは来月でも上映しているだろう。『獄友(ごくとも)』、『ニッポン国VS泉南石綿村』も来月回しだ。
『ラブレス』に惹かれるが、ポイントの付かない劇場でしかやっていないのが難だ。コンスタントに映画館に足を運ぶ身としては、ポイント付与の有無は鑑賞そのものを左右する。少なくとも僕はそうだ。よほどのよほどに観たい作品で無い限りは、ポイントの付かない劇場は利用しないから。『グレイテスト・ショーマン』もズルズルと観ていないままで居る。これは二番館に来るかどうか微妙なところだ。
このように「どれにすっかなー?」と悩みつつ、遅めの昼食を摂り、「なんばパークスシネマでは今日で上映終了の『ミスミソウ』にしよう」と考えた。梅田ブルク7では、まだ続映とのことだがポイント制度が無いから。
と、そうこうしている内にインターホンが鳴った。郵便物が届いた。マイミクさんからであった。主婦の方である。人妻さんである。むふぅんっ♪(←アホや……^^;)
mixi開始直後にマイミクさんになっていただいた方だから、かれこれ13年近いお付き合い。そう思うと長い。
軽く抱えるぐらいの大きさの段ボール箱が1箱。
送り状にはDVDと食料品とある。
「なんや? 現金とちゃうんか……」(←嘘です。すんません。嘘です。ごめんなさい)
封筒が同封されており、中にメモ用紙が数枚。綺麗な字で食料品(雑穀米、大麦、インスタントラーメン、カレー・ルー、乾蕎麦等)のおすすめの食べ方・調理法が記されていた。読みやすくて綺麗な字であった。流麗・達筆という風ではなく、<いかにも女子チックな文字>であった。年上さんなので、もう立派なオバ(中略)なのだが(←物をいただいておいてコイツはホンマぁ……‐‐;)
DVDは、まず、日米アカデミー賞授賞式双方や、ルキノ・ヴィスコンティ監督の『夏の嵐』の録画物。更に英国ドラマ『ブライズヘッドふたたび』(全11話)。これも録画物。これ、DVD化されていないんです。80年代かな? 若かりしジェレミー・アイアンズの主演作。日本での初放映時&ビデオリリース時のタイトルは『華麗なる貴族』。これ、およそ20年ほど前に中野翠が映画エッセイ本の中でおすすめしていて、以来、ずっと観たかったんです。わーい♪
更に、『親愛なるうちあけ話』、『サージェント・ペッパー ぼくの友だち』、『ガーフィールド ザ・ムービー』、『パフォーマンス/青春の罠』、『マルクス一番乗り』、『Mr.ディーズ』、『吾輩はカモである』のセル版も同梱されていた。以前に「要るのあったら言ってね。今から言うわ」とのことで、「んじゃ、それとこれとあれと、ほいな♪」とお願いしていたのである。プラスして文庫本も。『アウトブレイク -感染-』(ハヤカワ文庫:刊、ロビン・クック:著)と『野獣死すべし』(角川文庫:刊、大藪春彦:著)も。大藪春彦って、実は読んだこと無いんです。ほら、僕って、映画も本も、元々からして男臭いものは苦手だから。でも、これも一つの機会というか縁でしょう。読んでみるとハマるかも知れない。わー、やっぱ嬉しいなあ。
……って、なぁに? 封筒が入っていたので開けると、その中には更にラップで厳重に包まれた封筒が出てきたのだけれど、なぁに? なに、なに、これ、なぁに? 金太郎飴みたいな、この厳重さは何事?
現金、であろうっ!!(←キミねぇ……‐‐;)
のーわーっ!!!!!
『ベニスに死す』の2011年リバイバル公開版パンフレット(小型)であった。
嬉しいー。
思い出すなあ、僕がビョルン・アンドレセンのようであった頃を……(←一秒たりともあらへんかったやんけ、そんな時)
ヴィスコンティ作品好きとしては、これは嬉しいっ!!!!!
そしてそして、まだあるのだっ!!!!
ちょこれえとっ♪
meijiの【THE Chocolate】シリーズの存在を教えて下さったのは、この姐さんであった。これまで自分で購入したものも含めて5種類を堪能した。今回は6種類目。<ブリリアント・ミルク>である。黄色いパッケージが可愛らしい。もったいないので一日拝んでから明日以降にでもいただこう、っとぉ♪
しかしまあ、僕の<10年以上に渡るチョコ好きアピール>の甲斐あって、これまで、多くのチョコレートに巡り合ってきたものだ。今度は伴侶をお願いしてみようか。いや、無理であろう。もう、そればかりはどないもならん。チョコで我慢する。あと20年ぐらいはチョコで凌ぐ。いや、合間にはちょっとつまみ食いぐらいはしたいけどなあ。え? 「なんの話やねんっ!!??」ですって? そんなん、口に出してよぉ言わんわ♪(←コイツはサイテーです)
と、箱の中身は大方、上記の通りであった。
ただ、メモ書きの最後に「来年もよろしくね」とあった。昨年末に書かれたもののようである。4か月遅れの年賀状のようなものだ(笑) いや、ブー垂れているわけでは決して無い。これは本当に無い。嬉しく、そしてありがたい。
チョコがぁーーーーーーっ♪(←オイっ……)
あ、いけね。
届いた旨、連絡をせねば。御礼も言わなければ。として連絡。しばし映画談議もしの。
受話器を置いて時計を観ると、1回上映のみの『ミスミソウ』に間に合うかどうか非常に微妙な時刻であったので「やんぺ♪」となった。
夕食の用意でもしよう。久々の自炊だ。
ジャガイモ、ニンジンを棒状に刻み、インゲンも用意。醤油・酒・蜂蜜等を混ぜ合わせて刷毛を用意し冷蔵庫から豚ロース肉(薄切り)を取り出した。ロース肉一枚、合わせた調味料を塗る。そこに芯になるようにジャガイモ、ニンジン、インゲンを巻いていく。その後はロース肉を広げては調味料を刷毛で塗り、また巻く。これを4枚ほど繰り返して、<合計5本の豚ロース肉の野菜ロール>を拵えた。醤油ベースで煮豚を作る際と同じタレをチャチャっと拵えて深めのフライパンへ。照り焼きのように仕上げたいので煮詰めることになる。だから目は離せない。離すと焦げ付く。
その横でセロリをトントントントンとカットし、ニンジンの千切りをふぁっさぁと加えてオリーブオイル、塩、オレンジビネガー。缶のパインをカットして添えて緑・黄・赤のラペの出来上がり。
続けて、ミックスビーンズ、スイートコーンをボールに投じ、枝豆の粒を鞘から取り出して合体。そこに、戻したヒジキを加える。おろし生姜をタマネギドレッシングに併せて和える。ほれ、もう1品出来た。
<豚ロース肉の野菜ロール照り焼き風>も良い感じだ。火を止めて少し置いて味をなじませよう。その間に、山芋を短冊切に。生卵、ワサビ、もみ海苔でシンプルに。山芋のシャキシャキ感、イイよねー。
これに薄揚げとシメジのお味噌汁。
ほい。出来た。
ただ、食べるのは少し後にしよう。昼食を摂ったのが遅かったからなあ。
といったところで、休憩がてらに、この日記を書いている。
今日は映画館へは行かない。休肝日ならぬ、休鑑日だな。
さてと、いただいた雑穀と大麦を併せてご飯を炊くかあ。
ってなところで、本日は以上ですー♪
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