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2018年04月18日23:26

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もう一つのパワハラ。

4月18日(水)。

官僚のセクハラや知事の援交問題が騒がしい中、2〜3日前ネットにこんなニュースが載った。

日テレ系列、熊本テレビの社長がセクハラ、パワハラで社長職を解任されたと言うものだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180415-00000001-tospoweb-ent

そうかあ、最近名前を見かけないと思ったら熊本でワルさしてついに天誅が下ったと言うわけだ。
この男とは30年ぐらい前に一緒に仕事をしたことがある。
その頃、彼はテレビ局社員でこちらは出入りの製作会社の一ディレクターだった。
彼の父親が何処かの新聞系列のお偉いさんで縁故入社したと言うことだった。

当時か今もかわからないが、テレビ局の業界は完全なカースト制度で下の者が上の者の指示に背くなんてことは出来なかった。
局の中に設けられた窓のない空調の効いたスタッフルームに若いADは24時間缶詰で、ボクは時折部屋に帰って風呂に入った。
彼は帰る時、「明日は10時集合な、知恵出して頑張ろう」と言いながら、翌日集合時間に来たことはなく、夜の6時頃に現れたりする。
それからの会議だから、決まったことを取材先に連絡するのも翌日になる。
そんなことはしょっちゅうで、撮影が終わって赤坂で編集になると、深夜西麻布のアイスが食べたいから、竹下通りの〇〇が食べたいから買って来いとADに言いつけて買って来るとお前が遅いからもう食べる気が無くなったと平気で笑うヤツだった。

24時間、自然の光の入らない空調の効いた部屋に閉じ込められているとみんなどこか精神を病み始めて、彼が口火を切ってADを裸にした挙句椅子にぐるぐる巻きにして廊下に投げ出すこともあった。
イヤイヤ、今書いていても地獄かと思う惨状だ。

ネチネチのイジメは書けないぐらいあったが、今も忘れられない最低の出来事。
彼に子どもが出来ていよいよ臨月を迎えようとする頃。
彼が「生まれて来る子どもは男か女か賭けよう」と言い出した。
賭け金は確か三千円だったか。
そして本人が最初に「俺は女だと思う」
本人が女だと言うなら残りの者は男と言うしかない。
しばらくして女の子が生まれて、「ホラ、女だっただろう」と誇らしげに自慢した。
そりゃそうだろう、お前は父親なんだから当然知っていただろう。
でも、相手は絶対君主なので何も言えなかった。

ボクはしばらくしてその仕事を離れたが、その名前だけはいつもチェックしていた。
局の社員も彼だけではなく、色々な人がいたが何故か彼だけが出世コースに乗って、名前を良く見かけるのだ。

そして、今回。
セクハラを受けた熊本の女性たち。
パワハラを受けた熊本のスタッフたち。
良くぞ悪事を暴いてくれた。
しかし、社長職を解かれてもまだ取締役に留まる不思議。

フォト


※写真はついこの間までは咲いていた大島桜。
今日は雨に濡れて、それでも艶やかな緑を見せてくれる。








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