4月5日、映画「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」を観ました。
アカデミー賞の作品賞と主演女優賞ノミネート作品です。
スピルバーグ監督、メリル・ストリープ、トム・ハンクスという豪華な顔触れ。期待して観ましたが、期待以上の出来でした。
特にメリル・ストリープの演技が光ります。
実話です。こんなスクープを、上場したばかりの一新聞社がするなんてびっくりです。日本では考えられませんね。
セリフもしっかりしていて、さすが新聞社題材物、使う英語も違うなあと思いました。
ただ題材が古く、スクープ手法も、印刷も、古色蒼然としています。エドワード・スノーデンを取り上げた映画「シチズンフォー スノーデンの暴露」と比べると、古めかしい気がしてなりません。この映画は20年以上前に作られると良かったと思いました。
◇ストーリー
ヴェトナム戦争時の米国。米国は敗戦の色が濃かったが、当時の大統領ニクソンは、敗戦の汚名をかぶりたくなく、真実を隠していた。だがヴェトナム戦争の極秘文書ペンタゴン・ペーパーズという文書をニューヨーク・タイムズが入手し、内容の一部をスクープした。ライバル紙に先を越され、ワシントン・ポストのトップで米国主要新聞社史上初の女性発行人キャサリン・グラハムと編集主幹ベン・ブラッドリーは、残りの大量の文書を独自に入手し、全貌を公表しようと奔走する。しかし大統領があらゆる手で記事を差し止めようとするのは明らかだった。キャサリンは記事を公表するかどうか究極の判断を迫られる・・・
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:メリル・ストリープ、トム・ハンクス
ログインしてコメントを確認・投稿する