mixiユーザー(id:256711)

2018年04月19日10:38

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ハイレゾも聴ける高音質ディスク

音楽の話。
出版社と音楽メーカーは、新刊新譜のみならず、既発売タイトルのリサイクルに余念がありません。
ベストセラーというのは優良商品ですから。

だが、本の場合は再発時の付加価値は難しいですね。
ハードカバーが新書や文庫にダウンサイジング、電書化する、
挿絵を付ける変える、という所か。

が、音楽ならもう少し手が使えます。
ボーナストラックを付けました!、
リマスターして音質改善しました、等ですね。
それでも前の価格よりは下げざるを得ないでしょうから、利益は減ります。

そこで、従来のCDより高音質(高付加価値)ディスクを開発しました!
というのが、SACDやDVDオーディオといった新方式でした。
だが、再生には新しいプレーヤーが必要だったのと、
売りであった高音質もサラウンドも、一般化することなく、
ポピュラー系は結局は限られたタイトルの発売に留まったのは皆様もご存じかと。
現在も出ている新譜はクラシックが大半、あとはジャズという感じで細々と続いております。

その後Blu-rayオーディオも登場しましたが、更に輪を掛けてタイトルが出ていません。

最近になってCDと互換性がある=CDプレーヤーで再生可能な新方式
「MQA-CD」というのが開発され、国内で百タイトル発売されようとしています。

デジタルデータに高音質データを折り込み、
CDとして再生しつつ、高音質で再生状態に成るそうです。
DAC(デジタルアナログコンバーター)、
DAP(デジタルオーディオプレーヤー)、
PCやスマホの再生ソフトの一部、が対応し始めています。

HDCD(ハイ・ディフィニション・CD)というのが20世紀末に
開発され、国内外で数千タイトルが出ましたが、結局終焉に。
当時と比べて圧倒的にデジタル関連の処理能力が上がっているから
MQA方式は定着するでしょうかね?

今回発売されるのは、ポピュラー、ジャズ、クラシックの定番タイトル。
それなら聞き直すため、新し物好き、買うのを躊躇っていた背中を押す、
そんな事も期待出来るかもしれません。

ユニバーサル・ミュージック・ジャパンの告知ページ
「ハイレゾCD 名盤シリーズ - 洋楽 | International Music」
https://www.universal-music.co.jp/international/mqa-uhqcd/

一発大きい花火を上げて観測しようという所かなあ。
おそらく、物理メディアで高い利益を上げられる最後の試みになるかもしれませんし。

とりあえず、ポップス、ジャズ、クラシックのサンプルディスクの内、
ポップスを買って見ます。
あとは、既に持っているタイトルから2つ位買ってみますか。
今回採用された「スリムケース」という試みも確認したいし。

最も、我が家にMQA-CDに対応したハードが無かったりしますが、
そもそも限定盤なので品切=絶版で泣くのはイヤだし、
近い内にDACを買い換えるなら対応機種を買うでしょう。
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