暗闇・キッス・それだけで 森博嗣 215ページより引用。
どうして、そんな発想を持ったのか、と考える。否、発想ではない、単なる幻想だ。理由などないだろう。ただ、現実のなにかが切っ掛けになっているのではないか、という思いがしたのだ。でも、そもそも、そうやって理屈を考えるというのは人間の証だし、それとは対照的に、精神の仕組みはもっと自然に近い混沌なのだろう。こういう経験は何度もするところだ。僕の頭がおかしいのかもしれないが、まあ、たとえそうであっても実害はないし、むしろ面白く感じられるのだから、否定しているわけでも、排除したいわけでもない。単に、わからない、というだけだ。
『精神の仕組みはもっと自然に近い混沌なのだろう』
( ´ー`)フゥー...ここ最近、脳内が騒がしい。
静かすぎると、かすかに耳鳴りが聞こえるし、
『イヤーワーム』と呼ばれる音楽の脳内リピートがくるくると始まるのだ。
ラジオを着けているように、自分だけの選曲で、フレーズが繰り返される。
時々、別の曲に切り替わって考え事の世界に身を投じると、
形になるような、ならないような話が浮かんでは消えていく。
普通の人も、こんな風に脳内ラジオ番組みたいな空回りをしているのだろうか?
自分だけがちょっと変で、もっと静けさを味わうのが普通の感覚なのだろうか?
無の境地で…何も考えず、寝室の天井をぼんやりと眺めて
自分の呼吸だけが聞こえる世界…それが正常なのだとしたらどうしよう。
こんなにも脳内BGMに囲まれた生活に、一抹の不安がよぎる。
( ゚Д゚)y─┛~~『精神の仕組みはもっと自然に近い混沌なのだろう』
『僕の頭がおかしいのかもしれないが、まあ、たとえそうであっても実害はないし、むしろ面白く感じられるのだから、否定しているわけでも、排除したいわけでもない。単に、わからない、というだけだ。』
今の自分に、励ましの言葉を贈ってくれた気がした。
雑念とした状態でも、自然なことだと思えれば、気が楽になる。
考えすぎだよって、言われたけれど
そのままで良いんだよ。たぶん。
音楽が流れるのが面白いなんて、考えたことも無かった。
とても勇気づけられた、このフレーズを書き記しておこうと思ったのだ。
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