Bunkamuraザ・ミュージアム
>神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世は、1583年に首都をウィーンからプラハに移し、独自の芸術文化をその宮廷に花開かせた。特に美術の大家の作品の入手に努め、彼らを宮廷に呼び寄せ自然物も広範囲に収集、自身の嗜好の強い最高水準の芸術作品と珍奇な品々で構成された壮大なコレクションをプラハに築き上げた。
>皇帝としてなすべき職務や義務よりもコレクションに関わることの方を好んだルドルフ2世は、ヨーロッパ随一の素晴らしいプライベートミュージアムを作り上げた。美しきもの、奇妙なもの、怪物染みたものや異国趣味の大の愛好者であった皇帝は、同時代のあらゆる収集家を凌駕りょうがし、そこに帝国の国力が強化された姿を見ようとした。
(公式HP)
という趣味人としては当代最高の人だったが政治家としての能力は高くなかったようで
Wikiには「無能」とまで書かれているw
コレクションに興味のすべてを注ぎ、旅行にも出ず、社会能力皆無で、生涯独身って
それって引きこもりのオタクだよなぁwww
でも羨ましいぞ私設博物館
40mかける20mの彫刻を置く広間、同じサイズの絵画の広間、100mかける10mの
珍品収集の渡り廊下、そして屋外には動物園・・・
で、この人のコレクション(実は三十年戦争で散逸してるらしいが)で最も有名なのはジュゼッペ・アルチンボルドによる「ウェルトゥムヌスに扮するルドルフ2世」
この展覧会の表紙にもなっている果物で描かれた肖像画
俺はこの手のだまし絵大好きだからそんなのが一杯かなと思ったけどそれほどでもなく
ある意味博物誌的な細密画や宗教画も多かった
ティコやケプラーのパトロンでもあり彼らの天文図などもありそれは感心した
み「この人最後は弟に幽閉されてるのね」
壮絶な兄弟喧嘩だよなぁヨーロッパの半分を支配したハプスブルク家の跡目争いだもんなw
3月11日まで
#ルドルフ2世の驚異の世界展
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