電脳格技メフィストワルツ

先日、こんな格ゲー漫画に出合いました。

原作：杉井光さん 作画：おかゆさんさんの作品
『電脳格技メフィストワルツ』（集英社）

天才ピアニスト少年の森宮フランソワは
演奏中に左手を負傷し、
今までのような繊細なピアノを
弾くことができなくなってしまいました。

すべてを失ってやる気もうしない、
何気に家で動画を見ていると、
格闘ゲームの動画に自分と同じ姿のキャラがいて、
興味をひかれ始めました。

今までピアノにしか興味がなかったのに
ゲームセンターに行きたいと言い出したフランソワに
隣に住む姉のような存在水城綾音が案内し、
格闘ゲームのコーナーへ行きました。

そこでＵＭ３というゲームを始めたのですが、
このゲームは自分の姿をスキャンしプレイをすると、
周りから伝説のゲーマー「モリミヤ」が現れたと
騒ぎになってしまいます。

・・・とはいえ、初めてするゲームなので、
ボコボコにやられてしまうのですが、
そこに格ゲー世界チャンピオンの桜庭大牙が現れ、
フランソワに勝負を挑むんです。

この試合もボッコボコにされるのですが、
桜庭はフランソワとの試合で何かを感じ、
１週間後に再試合を申し込むんです。

今までゲームなんてしたことなかったフランソワですが、
ここから格ゲーの世界へと入っていくんです。

・・・といった感じで描かれる
格ゲー漫画になっています。

今やエレクトロニック・スポーツとしての格ゲーが
すごく話題になっています。
世界では優勝するとかなりの金額がもらえ、
プロまでも存在しています。

そんな格ゲーを題材にしているので
この作品・・・今後は大化けするかも・・・

あと、作画をされているおかゆさんさんの絵は
本当にうまいんですよね。
成年指定の作品を何作か読んでいたのですが、
こんな形で青年誌で作画されるとは思いませんでした。

ただ、成年指定で描かれていた漫画家さんが
一般紙（青年誌）で描かれるようになると、
絵の質が落ちてくることが多いので、
おかゆさんはそうなりませんように・・・