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2018年04月26日17:45

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DVD三昧

 はい、久し振りの日記です。
 お仕事頑張ってます。先日のトラブルに関しては、もちろんここに書いていないこともありまして、一概に私ばかりが正しいわけではなく。自分のリーダーとしての資質への疑念や、今後の園の運営についての不安、あれやこれやで心中穏やかでない日々であります。
 それを自分で選び取っている訳ですから、言っても詮無いことではあります。

 保育園運営に関する国の対応が、もうどんどんかわります。認可園、子ども園、小規模保育、企業内保育、事業所保育。そして無認可園。
 私の働く無認可園。国や市の補助を受けることが出来ません。取り残されている感に苛まれ、一気に爆発してしまった4月でした。

 なんで、市は既存の無認可園にもっと目を向けてくれないのか。新しく掲げる政策の恩恵を受けるには、新しく園を作る必要がある。なぜ、基準を守ってきた今の園を移行できないのか。新しく作る方がお金かかりますけど。いや、経済を動かす、という目的も含まれているのか。ディベロッパーとか。国独自の政策に加えて、市が独自に予算を計上し補助していたりもするのだけれど、大阪市、吹田市、門真市。同じ大阪府でもそれらの市は補助が受けられるのに。うちの市は外れているんだなあ、これが。市に直訴したいよ。

 でも、今日はお仕事はお休みです。
 最近はお出かけする楽しみも、新しいことを始める楽しみもない状態で、完全な仕事頭になっている訳なんですが、昨年末出来心で予約ぽちっしていたDVDが昨日届きました。

 「ダディ・ロング・レッグズ あしながおじさん」(井上芳雄 坂本真綾)

 また井上芳雄ですか。はいそうです。

 黒蜥蜴といい、足長おじさんといい、彼は割と私の好みの作品に出演するのですよ。
 足長おじさん。前に書いたと思いますが、私も愛読していました。実家になかったので、たぶん家の中のどっかにあると思うんですよ、本が。本もねえ、整理できてないと意味なくて、例えば某お方がある作家さんについて質問をつぶやく。記憶の片隅になにかひっかかるものがありお返事をしたい、しかし確認しようにも本が見つからない。不確かなことを言っていい方ではない、でお返事できなかったりするのです涙あしながおじさん、今DVDが届いたせいで、今それを猛烈に読み返したいのですが、どこにあるのやらあせあせ(飛び散る汗)
 
 これは、出演者二人だけのミュージカルで、アナウンスあった時からとても気になっていた作品でした。でも、大阪には来なかったので見送って。でも観たかったよなあ、とずっと思っておりまして、モーツァルトやエリザベートでなく、初買いのミュージカルDVDとして、これを選んでみたのでありました。なので生の舞台、観ておりません。

 DVDプレーヤーが古いのでDVDは新品なのに、時々止まる、というストレスを乗り越えつつ、本日三回視聴。

 ジュディではなく、ジルージャという名前の違いとか、日本語で親しまれている「あしながおじさん」ではなくて、「ダディ・ロング・レッグス」なのは二重の意味があって、「おとうさん」=ダディという呼びかけ以外に、ダディ・ロング・レッグスは「アシナガグモ」を意味しているのだ、とか。この作品は日本人には評判だけど、本国アメリカではそうでもない、とか。
 このミュージカルのおかげて得た知識も色々ありましたが、やっぱり、この作品を好きだなあ、としみじみ思いました。一番ラストで、足長おじさんの正体を知りびっくりしてまた読み返す、という愕きを経験できないのは勿体ない、と思うけれど。
 原作では描かれなかったジャービスの心の揺れ動きは、愛すべきものと受け止めましたし。やはり、井上芳雄氏の歌声は極上で。
 まあ主人公はジルージャこと坂本真綾さんに間違いは無いのですが、お二人のハーモニーがひたすらに素晴らしく。聞き惚れてしまったのでした。

 ああ、私にもかつてあしながおじさんがおりました。
 「ハガキに一行でもいいので、近況を知らせてください」
 と言われていたのに、私は手紙を書くことが無かった。なぜ書かなかったんだろう、という後悔はまあ個人的なことですが。

 この物語は、ロマンティックな恋愛小説でもあり、女の子好みにまとめあげられているけれど、もう一つ「チャリティ」ということも隠れたテーマではありました。

 援助を与えられるジルージャが卑屈でなく、原作よりかなり強めの気丈夫で、自分の夢を叶えた上での結末であったこと、ダディでなく自分自身として愛されたかった彼が、一度「君が道を選ぶんだ」と手を離したこと。彼女の意志を尊重できたこと。この力関係のバランスが大切で、このお話が受け入れられる必要条件であったと思います。
 「君に与えられた何もかもが自分が与えたもの」と言いかけて、とどまって、そのことに苦しんで本当のことを打ち明けられない姿、というのがツボにはまりまして、何度も見返してしまう私でございました。

 こんなにもごひいきの井上芳雄さんですが、ただいま絶賛上演中の1984
 それはそんなにそそられていないんだなあ。原作読んでないからと思うけどあせあせ(飛び散る汗)

 というわけで、今日は一歩も外に出ない休日でした。何もしてないけどいいか~~。月末苦しむのはぢぶんあせあせ(飛び散る汗)
 
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