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2018年02月05日09:32

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スーパーヒーロータイム 2/4

キュウレンジャーVSスペーススクワッドが発表されたことで、VSジュウオウジャーも、帰ってきたキュウレンジャーも製作されないようですが、もう一つ、スーパーヒーロー大戦的な映画も作られない感じですよね。アベンジャーズでしたっけ?ハリウッドのヒーローごちゃ混ぜ映画を東映としても目指しているんだと思うんですが、日本は日本なりのヒーローの描き方があると思うんですよね。

ビルドは戦兎がついに龍我の暴走を止めるために、禁断のアイテムであるハザードトリガーを使ってしまいます。ハザードトリガーは戦闘が長引くと目に映るものすべてを破壊すると葛城が語っていましたが、せんともそのように脳が侵食されてしまい、青羽を追い詰めてついに消滅させてしまいます。我に帰って事態を知った戦兎は自分が人を殺めてしまったことに憔悴してしまいます。戦うことはおろか、なにもできなくなってしまいます。

人を殺めてしまったことの苦悩みたいなものは、平成ライダーでも何度か描かれていますが、ここまで痛みが伝わってくる描写は無かったですよね。それだけ制作者側の戦争の悲惨さを訴えたいという気持ちが伝わりますし、犬飼くんの演技のうまさもあるのかなと思います。

そして龍我も辛いですよね。自分が暴走しなかったら戦兎がハザードトリガーを使わなくて済んだわけですし、大切な人を失う辛さも知っています。戦えないですよね。

結局石動に諭されて戦兎は首相が提案したライダー同士の一騎打ちを行うわけですが、う〜ん、正直複雑ですね。

戦争というのは綺麗事では済まされないんだという道理を、戦兎が呑んでしまったわけですよね(どういう気持ちなのかはわからないですが、きっと)。私はもう少し戦兎なりの答えを聞きたかったなと思いました。なんというか、綺麗事は保って欲しいんですよね。ライダーの定義なんて大上段に構えるつもりはないですが、でも「人類の自由のために戦う」というところは貫いて欲しいんです。

あとやはりまた、石動の言葉によって行動を決めるのかという部分。いい加減自分でどうにかして欲しいんですよね。それがたとえまだ石動の掌の上だとしても、大事な結論は自分で決めて欲しかったです。

ビルドはなにか抑圧というか、鬱積が溜まるシーンが多いんですよね。でもそれは嫌いじゃないんですよね。面白さにも繋がっています。

いよいよ最終回のキュウレンジャー。鳳ツルギやショウが抜けても圧倒的な強さを誇るドンアルマゲ。まぁ宇宙を征服し、宇宙そのものになったわけですものね。キュウレンジャーたちの攻撃に傷ついてもあっという間に回復してしまいます。

さらに自分は宇宙の絶望から生まれたことを話し、取り込まれた人たちの絶望をラッキーたちに浴びせます。が、ここから12人が立ち上がって、素面名乗りにつながるシーンはよかったですね。

キュウレンジャーは素面名乗りは大して難しいものはないかなと思うんですが、カメレオングリーンの最後にかがんで揺れるところは個性的で好きなんですよね。ちゃんとハミィも再現していたのがよかったなと思いました。

必殺技を返されたんだけれど、さらに押し戻すとか、全勢力を傾けて巨大戦も戦うシーンも良かったですよね。まさにラストにふさわしいです。最後にラッキーを宇宙空間に飛ばし、殺して憑依しようとしたアルマゲ。ここでなんでラッキーが助かったのかイマイチよくわからないんだけど、何かラッキーが起きたということでいいのかな(^_^。最後に幸運が訪れる展開も悪くないと思います。

そして2年後。スティンガーが長官になり、ラプターと小太郎が残ったんですね。小太郎2年経ったのにあまり大きくなってないですね(^_^。実際に2年経ったらかなり大きくなりそうですね。

スパーダは念願のレストランを開業。場所はチキュウなのかな。チャンプはロボレスに戻ってチャンピオンに返り咲き、BN団はお宝を取り返してアゲポヨ。ショウは一番偉くなり、鳳ツルギも宇宙連邦でしたか、の大統領となって新たな伝説を作っています。

ハミィはラッキーについて行かず(^_^、大学生になったそうです。で、ラッキーについて行ったのはガル。ちゃんと耳がついた宇宙服がかわいい(^_^。オープン記念になんとかラッキーで間に合って、12人勢揃いで大団円となりました。

綺麗にまとまった最終回で、とても良かったですね。12人の未来が輝くものになりますように。

キュウレンジャー全体の感想は明日書きます。
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