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2018年01月11日14:26

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「キランジが日本の空港についたら、そのまま送り返してください」

2010年2月の今は無きワンネス・ユニバーシティのコースに参加した時の出来事です。
国別のダルシャンが行われました。
バガヴァンがメンバーを入れ替えたワンネス・ユニバーシティについて説明を始めました。

それは2009年ワンネスユニバーシティでは、高弟たちによるクーデターが起き124名ほどの追放とスタッフ総入れ替えが起きたのです。
そのため、優秀なお弟子さんがいなくなり急ごしらえのガイド達が運営をしています。

カルキ・バガヴァンの今回の顛末の話の中で、インドの片田舎で暮らし育った者がイタリアや、ヨーロッパ、富裕層のリゾートアイランドなどへ出張したさい、歓待を受けおかしくなってしまったとのことでした。
今回、日本の担当はキラン氏になりましたが「キランジが日本の空港に着いたら、そのまま送り返してください。」といいました。
これは弟子を持つグルのまじめな問題であり、笑えない真剣な話なのです。

物欲は時にグルの暗殺ということも引き起こします。
このダルシャンの話の中で、カルキ・バガヴァンはインドでも弟子がグルに毒を盛り組織を乗っ取ることがあるといいました。

物欲の魅力には、よほどでないと勝てないというわけです。
物欲に勝つとは思考や、理論で納得するのではありません。
精神の上限のサマディーに親しんでいてもダメです。
それを超えて目覚めた状態、別な表現では宇宙意識、成った状態では、人間のあたりまえの状態です。
これでもダメです。

さらに進んだ神を知る状態になって初めて分かります。
神が実在することを体験する。
神の姿を見、神と話し、神の奇跡を体験します。
すると、もうなにものにも動かされなくなります。
神の体験以外に、物欲に勝てる手段は見当たりません。

瞑想は精神の上限のサマディーまではたどり着きます。
その先へはディクシャ以外に方法はありません。
なぜかというと、ディクシャは神の恩寵だからです。
摘まんで、ひょいと持ち上げるようなものです。
摘まむのは上にいる存在にしかできません。

深い洞察力なしに、浮世を通って彼岸へは渡れません。
深い洞察力とは、気づきです。
すべての感覚を研ぎ澄まし、あなたに近づく者を見極めることが大事です。
命の時間とお金は限りがあります。
誤ると、もう戻っては来ません。

クローバー

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