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2018年01月02日02:09

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【MASAムービー・アワード2017発表♪】

 あけましておめでとうございます。本年も何卒、宜しくお願い致します。

 元旦は明け方まで起きてて、夕方まで爆睡してましたー。

 ちょっと熱っぽいですー。

 といった中、とっとと済ませてしまいますです。2017年度の映画マイ・ベスト・テンの発表を。


 秋頃まで、殆ど映画館に行けなかったのに選んでしまう。

 更に、「これは観たい!!」と感じた作品に限って観られなかったという体たらくにも関わらず選んでしまう。

 『あゝ、荒野 前編&後篇』、『幼な子われらに生まれ』、『美しい星』、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』、『勝手にふるえてろ』、『彼女がその名を知らない鳥たち』、『彼女の人生は間違いじゃない』、『最低。』、『散歩する侵略者』、『予兆 散歩する侵略者 劇場版』、『禅と骨』、『光』、『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー』、『三里塚のイカロス』、『標的の島 風(かじ)かたか』、『ありがとう、トニ・エルドマン』、『ELLE エル』、『午後8時の訪問者』、『婚約者の友人』、『立ち去った女』、『ダンケルク』、『ノクターナル・アニマルズ』、『パーソナル・ショッパー』、『わたしは、ダニエル・ブレイク』、『ゴッホ 最期の手紙』の観逃しは特に痛い。

 「2月〜3月にかけて観る機会のある作品がほとんどだから、観てから選ぼうかな?」とも考えたけれど、映画賞の真似事に思われてしまいそうだし、ちゃんと1年で区切りをつけたいなあ、と思う。一瞬、「さすがに今年はパスかな……」と思ったけれど、せっかく続けてきたのだからと、途絶えさせないように選んでしまう。

 ま、何の権威も無いからねー。そこはお気楽に。でもまあ、mixi開始前から数えて15年以上にはなるので、年数・回数だけはそこそこだな。その割には軽過ぎ……(笑)  いや、それでイイのだ。お祭りみたいなものなんだから。


 さて、本数を観ていないので変則的に選びます。尚、2016年末封切作品も含みます。

 2017年は179作品(=長編153本+中編10本+短編16本)の鑑賞に留まりました。
 
 加えて、鑑賞作品の総数そのものが少ない上、旧作の鑑賞が多く、新作をあまり観られませんでした。でも、選んでしまいました……)

 発表しますーーーーーーーーーっ♪


【MASAムービー・アワード2017発表♪】

<日本映画>
【ベスト・テン】
1.『南瓜とマヨネーズ』
2.『三度目の殺人』
3.『イノセント15』
4.『キセキ -あの日のソビト-』
5.『海辺の生と死』
6.『彼らが本気で編むときは、』
7.『ユリゴコロ』
8.『火花』
9.『月夜釜合戦』
10.『無垢の祈り』
次点:『孤高の遠吠』、『血を吸う粘土』、『破門 ふたりのヤクビョーガミ』、『アウトレイジ 最終章』、『ミックス。』

(寸評)
「こんな状態でベスト・テンなんて、おこがましいわ……」と思いつつ、苦し紛れに選びました。1と3は趣味です。偏愛です。10は大嫌いなんですが、映画として出色の出来栄えなのでテンに加えました。 


 

【個人賞】
監督賞:冨永昌敬(『南瓜とマヨネーズ』)
主演男優賞:菅田将暉(『キセキ -あの日のソビト-』&『火花』)
主演女優賞:満島ひかり(『海辺の生と死』)
助演男優賞:役所広司(『三度目の殺人』)
助演女優賞:斉藤由貴(『三度目の殺人』)
新人監督賞:小林勇貴(『孤高の遠吠』)
新人男優賞:萩原利久(『イノセント15』)
新人女優賞:小川紗良(『イノセント15』)
アンサンブル演技賞:『月夜釜合戦』の皆さん

(寸評)
 予定通りに映画を鑑賞できていたならガラリと変わったことでしょう。やはり苦し紛れの選出であります。尚、斉藤由貴は贔屓にしている女優ではありません。むしろ昔から苦手です。ですが、『三度目の殺人』における彼女は素晴らしかったです。また、『ユリゴコロ』の松山ケンイチも印象的でしたが、『三度目の殺人』の役所広司は、なんというか…… 名優が更なる進化・深化を遂げたという風で圧倒されました。



【ワースト・ファイブ】※変則的に選びます
1.『関ヶ原』
2.『HER MOTHER ハー・マザー 娘を殺した死刑囚との対話』
3.『いぬむこいり』
4.『ひかりをあててしぼる』
5.『暗黒女子』
次点:『先生! 、、、好きになってもいいですか?』とか、そっち系、ほぼ全て。

(寸評)
 1が大ヒットを記録したというのだから困りもの。2は意欲作だけれど、細部が出鱈目に過ぎる。3は個人的に合わなかった。4は嫌い。ネタが全部読めてしまう5もなあ…… 次点は、圧倒的に石の多い少女コミック原作物のブーム終焉の兆しにホッとしつつ、トピックの意味も込めて挙げておきます。 
 


<外国映画>
【ベスト・テン】
1.『パターソン』
2.『ラ・ラ・ランド』
3.『T2 トレインスポッティング』
4.『オン・ザ・ミルキー・ロード』
5.『エンドレス・ポエトリー』
6.『沈黙 -サイレンス-』
7.『女神の見えざる手』
8.『新感染 ファイナル・エクスプレス』
9.『たかが世界の終わり』
10.『The NET 網に囚われた男』
次点:『エリザのために』、『マグニフィセント・セブン』 、『手紙は憶えている』、『バーフバリ 伝説誕生』、『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』 

(寸評)
 今回、上記のとおりです。特に言うことはありません。あ、『T2 トレインスポッティング』について、「1作目のリアルタイム鑑賞世代としては外せない! おかえりっ!!」とだけ書いておこう。 
  
 
【個人賞】
監督賞:ジム・ジャームッシュ(『パターソン』)
主演男優賞:エミール・クストリッツァ(『オン・ザ・ミルキー・ロード』)
主演女優賞:ジェシカ・チャステイン(『女神の見えざる手』)
助演男優賞:ヴァンサン・カッセル(『たかが世界の終わり』)
助演女優賞:ナタリー・バイ(『たかが世界の終わり』)
新人監督賞:ヨン・サンホ(『新感染 ファイナル・エクスプレス』)※←実写映画の監督としては新人である。
新人男優賞:イ・ウォングン(『The NET 網に囚われた男』)
新人女優賞:該当者無し
アンサンブル演技賞:『T2 トレインスポッティング』の皆さん
特別賞:ジョナサン・ペレラ(『女神の見えざる手』の脚本に対して)

(寸評)
 主演男優賞部門はアダム・ドライヴァー、ライアン・ゴズリング、アンドリュー・ガーフィールドらが、主演女優賞部門はエマ・ストーンが、助演男優賞部門は永瀬正敏が、それぞれ頭に浮かび、悩みに悩んだ末に上記選出と相成った。ジョナサン・ペレラは『女神の見えざる手』が初脚本というから凄い。他は上記の通り。 
  

【ワースト(順位無し)】
・『ネオン・デーモン』 、『地獄愛』、『フリー・ファイヤー』、『インフェルノ』

(寸評)
 『ネオン・デーモン』と『地獄愛』は、好きな人は好きそう。僕は苦手でした、ってこと。借り物ばっかりで新味が全く無い『フリーファイヤー』と、全編グダグダだった『インフェルノ』の2作は困りもの。



<ドキュメンタリー映画>(邦・洋ミックス)
【ベスト・テン】
1.『WE ARE X』
2.『人生フルーツ』
3.『やさしくなあに〜奈緒ちゃんと家族の35年〜』
4.『鉱 ARAGANE』
5.『ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー』
6.『ひいくんのあるく町』
7.『オトトキ』
8.『劇場版 シネマ狂想曲 名古屋映画館革命』
9.『女になる』
10.『デ・パルマ』
次点:『デンジャラス・ドックスvol.2/渦』 、『デンジャラス・ドックスvol.1/男が帰ってきた』
別枠次点:『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2 前編』、『中島みゆきConcert 「一会(いちえ)」2015〜2016 劇場版』

(寸評)
 えーっと……

 1は個人的趣味です。すんませんっ!!!!(笑) 2、3、5、6、9は人間を描いて秀逸でした。4の映像と音へのこだわりが見事に結実した様に圧倒された。
んっと…… 堅実に記録された7は個人的趣味と相俟って好印象。8は僕と同じ土の香りがした(笑)そして10。殿はブライアン・デ・パルマにお任せしましょう。次点に短編2作品を。いずれも良かったです。特に『渦』が好き。2作品を別枠としたのは、前篇&LIVE物で扱いに迷った末のこと。
  

【ワースト選出】
1.『デンジャラス・ドックスvol.3/シット・アンド・ウォッチ』

(寸評)
 これだけ、どうしても耐え難かった。



<アニメーション&特撮映画>
【ベスト・ファイブ】
1.『この世界の片隅に』
2.『KUBO クボ 二本の弦の秘密』
3.『夜は短し歩けよ乙女』
4.『山村浩二 右目と左目でみる夢』(短編オムニバス集全9作品)
5.『BRAVE STORM ブレイブストーム』
次点『GODZILLA 怪獣惑星』
 
(寸評)
 1は今年に入ってから観たのだけれど、いやあ、良かったです。2はスイーパー。とてもとても好き。3は文系にはたまらない。4は趣味です。5は特撮愛が出来栄えに反映された快作。次点は、ベストに挙げるにはためらわれる上、おもっくそ<第一話>な作品なので。ただ、巷で叩かれているほどには悪くないなあ、って。

 
【ワースト選出】
1.『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』

(寸評)
 いやぁ、オリジナルの実写版(テレビドラマ版&劇場版)は、どちらも僕の青春期を彩ってくれた大傑作なので、期待したんですよ。したんですがー…… 嗚呼、思い出は美しすぎて……(TT) 



<豊穣なる旧作との銀幕邂逅>
【ベスト・テン】
1.『泥の河』
2.『ゴンドラ』
3.『牯嶺街少年殺人事件(3時間56分 2Kレストア・デジタルリマスタ―版)』
4.『影の軍隊』
5.『乱 デジタル復元版』
6.『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿 デジタル修復版』
7.『ざ・鬼太鼓座 デジタルリマスター』
8.『いぬ』
9.『パリ18区、夜。』
10.『侠女 デジタル修復版』
次点:『動くな、死ね、甦れ! HDマスター版』
別格:『BLUE』

(寸評)
 黒澤明の『用心棒』等、これまでにスクリーンで3度以上観た作品は対象外としました。といったところで、その結果は上記の通りです。鑑賞中、幸福な時間を過ごすことが出来ました。

  

 以上ですーーーーーーー♪

<左画像使用許諾:(C)魚喃キリコ/祥伝社・2017『南瓜とマヨネーズ』製作委員会>
<中画像使用許諾:Photo by MARY CYBULSKI(C)2016 Inkjet Inc. All Rights Reserved.>
<右画像使用許諾:(C)2016 PASSION PICTURES LTD>
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