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2017年12月19日01:58

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【映画日記】『GODZILLA 怪獣惑星』、『偽りの忠誠 ナチスが愛した女』、『ナイン・イレヴン』、『ハネムーン・キラーズ』、『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー 前編』&【皆殺し映画通信】

 12月17日、日曜日&18日、月曜日。

 睡眠時間の調整が上手くいかず、京都行きを断念。【松本俊夫実験映像特集上映】の観逃しが悔やまれるけれども、これはもう仕方がない。

 夜。なんとか動けるようになったので、シネ・ヌーヴォさんで公開される【ジャン=ピエール・メルヴィル監督特集上映】と【祝!生誕80年 『花筐/HANAGATAMI 』公開記念 大林宣彦映画祭】のチラシを展開して下さる劇場に持参し、各所で、しばしの映画談議。

 そして21時半から朝5時半までに4本。一旦帰宅してから、梅田に出て1本の、合計5作品を鑑賞。


●『GODZILLA 怪獣惑星』
●『偽りの忠誠 ナチスが愛した女』
●『ナイン・イレヴン 運命を分けた日』
●『ハネムーン・キラーズ』
●『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2 前編』
 

 満足したのは『ハネムーン・キラーズ』&『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2 前編』。『ハネムーン・キラーズ』はポスターを購入した。これはカルト作という枠を超えて、名作といって差支えの無い出来栄えだ。サスペンスの高め方が、とても上手い。感心した。『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2 前編』は、基本的にネガティブ志向で引っ込み思案なところのある僕にとっては、「とても真似できないなあ」と感じたが、とても気持ちの良い音楽ドキュメンタリーに仕上がっていた。後編はもちろん、1作目も観て観たい。

 『GODZILLA 怪獣惑星』、『偽りの忠誠 ナチスが愛した女』も悪く無かった。

 残念だったのは『ナイン・イレヴン 運命を分けた日』。中盤からのダレ具合が尋常ではない。あと、基本的に不祥事を起こした俳優が出演していても、<それは実生活、映画は別物>として鑑賞するようにしているが、チャーリー・シーンに対して僕が抱いている嫌悪感というのは相当なものであるようだ。どうしようもなく嫌いになってしまった。映画としても、大傑作と認識している『セプテンバー11』中のショーン・ペン監督&アーネスト・ボーグナイン主演短編はもちろんのこと、『ユナイテッド93』や『ワールド・トレード・センター』にも遥かに劣る。9・11アメリカ同時多発テロに関しては、テロ発生後の2006年に、大阪の居酒屋にて<映画好きで京都で子どもにダンスを教えているという関西弁ペラペラのアメリカ人男性>と相席になったことがあって、その際にも色々と状況を教えて下さった。お姉さんの職場がワールド・トレード・センターの近くだったため、連絡を取ろうとしたけれど、何日も電話が繋がらず、その間、毎日ずっと泣いていらっしゃったと聞いた。『ナイン・イレヴン 運命を分けた日』には、残念ながら、そのアメリカ人男性が繰り返していた<どうしようもなさ>を描き切れていない。

 その時、一度お会いしたきりだけれど、その時に交わした以下の会話を、僕は今でも鮮明に覚えている。


MASA:「じゃあ、『ワールド・トレード・センター』もつらい映画やったんとちゃうの?」

外:「ウン。ヤッパリツラカッタケド、デモアレハヒトガヒトヲタスケルエイガ。『ユナイテッド93』ハタスカラナイエイガ。ゼンゼンチガウ。ダカラ『ユナイテッド93』ハマダミレナイネン。ユウキガナイネン。アメリカ、ショッチュウカエルネンケドナ、ヒコーキデ。ソノタビニヤッパリコワイネン」


 この時、件のアメリカ人男性は、たまたま相席になっただけの、初対面である僕に涙を浮かべながら色々とお話をして下さった。楽しい映画談議を挟んでの会話だったが、とても印象に残っている。


 そのアメリカ人男性との会話の模様を記した日記はコチラ→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=272986228&owner_id=430289

 それだけに、『ナイン・イレヴン 運命を分けた日』の粗さと中途半端さはとても気になった。

 さて。18日は、続けて『刀剣乱舞 花丸 幕間回想録』を観ようとも思ったけれど、伸ばしっ放しにしている髪が気になって、気になって。TOHOシネマズ梅田、テアトル梅田、シネ・リーブル梅田、大阪ステーションシティシネマ、梅田ブルク7にて新作映画チラシを収集して帰宅し、美容院に行った。バックは肩にかかりかけているし、全体的にボリューム大であって、ワックスでまとめても、数時間すると横に膨らんでしまってジャイアント・ロボみたいになってしまう。よって、バッサリとカットしてもらった。と言っても、世間で言うショートでは到底、無い。

 しかし、カットしてもらったにも関わらず、見た目が重く感じられるから染めたいなあ。一度、ハイブリーチで色をがっつりと抜いてから、アールグレイかオレンジを。ただ、<超人MASA−Nファンクラブ@釜ヶ崎本部>の構成員であるおっちゃん勢らが、「ヘアカラーとかピアスとかしたら、付き合いせえへんぞ! 男は男らしくせなアカン!!」と言わているので……(←なのに、どうしてカラオケ時は僕に女性楽曲をリクエストするのであろうか……) とは言え、やはり見た目が重すぎるので、とりあえず、新年会シーズンが終わったら、染めてしまおう。


 夕刻。マイミクのイチローさんが御来宅。LOFT PLUS ONEで開催されるイベント【皆殺し映画通信2017総決算】にお誘いをいただいていたため。主役は柳下殻一郎さん。そしてV-ZONEの面々が加わっての3時間トーク。柳下さんの著書<『皆殺し映画通信』シリーズ>は、既刊の4冊を全て所有・読了している。手近なところにあった2冊をバッグに詰めて出かけた。

 夕食は、道頓堀の『洋食 はり重』にてビフカツ・セット。その後、イベントに参加。約3時間に及ぶイベント。軽く食べつつ、飲みつつ、トークを拝聴。

 トーク終了後、<ビデオソフト&イベントポスタープレゼント>の抽選会が行われた。ドリンク&フードのオーダーをする毎に配布された、番号が書かれている紙を10枚ほどテーブルに並べて、「当たれ! 当たれ!!」と。4番目に当選した♪ イチロー兄さんは「『食人大統領アミン』、観たいねんけどなあ」と仰っていたが、そちらはすぐに別の方がチョイス。ただ、当該作品のビデオソフトは僕、所有しているので、いつでもお貸しできる。よって、モウマンタイ。『死霊の盆踊り』、『モスキート』も、速攻で先の方がチョイスされたけれど、そちらも僕は所有している。

 結果、僕はジョン・ランディス監督作にして、未DVD化作品である『シュロック』をチョイス。良いチョイスだったと思う。イベント・ポスターもいただけたし、その後、持参した書籍2冊に柳下さんのサインもいただいた。

 ほくほく♪

 尚、帰り際にV-ZONEメンバーの御一人に「ありがとうございましたー」と御礼を述べたところ、数分間、お話をすることが出来た。「飛田東映&トビタシネマ閉館の文章を書かれた方ですか?」とのこと。あ、それは多分、僕です。世間は狭い(苦笑)

 その後、近くの駅まで兄さんに送っていただいてから電車で帰宅。 

 と、この2日間はこんな感じでしたー。

 あー、ようやく眠れる。心地良く眠れますように。

 今日の映画鑑賞予定は、ダブル・ポイント・デーのシネ・ヌーヴォで3作品。これを中心に組んでいたけれど、起きた時の心持ちや体調次第で、1作品に留めるかも知れない。

 ま、それらについては起きてから考えよう。

 以上である。


<左添付画像使用許諾:(C)2017 TOHO CO.,LTD.>
<中添付画像使用許諾:(C)1969 ROXANNE CO.ALL RIGHTS RESERVED.>
<右添付画像使用許諾:(C)2017「ナオト・インティライミ冒険記2」製作委員会>

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