バカでかいイントラネット

■独自のネット環境構築を＝「世界大会」でアピール−中国
(時事通信社 - 12月03日 17:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4887203

　【烏鎮（中国浙江省）時事】中国政府が主催する「世界インターネット大会」が３日、浙江省の観光地、烏鎮で開幕した。習近平国家主席の政策ブレーンで、共産党最高指導部の王滬寧政治局常務委員が「ネット統制の新たなルール、システムを発展させる」と強調。海外からの言論統制批判を念頭に、独自のネット環境構築を進める考えをアピールした。

　中国ではスマートフォンを介した電子決済が急速に普及するなど、先進国を上回るペースでネットが社会を一変させつつある。一方で、体制が容認しない情報の流入や拡散を防ぐ「グレート・ファイアウオール」と呼ばれる検閲システムを導入。６月にはネット安全法を施行するなど、世論統制を強めている。

　習主席も大会に寄せた祝辞で、「ネットの発展は主権や安全に新たな試練ももたらした」と述べ、警戒感をあらわにした。

　既にグーグルやフェイスブック、ＬＩＮＥなどは中国国内で利用できず、検閲情報へのアクセス手段として利用される仮想プライベートネットワーク（ＶＰＮ）も接続しづらい状況。日本企業関係者によると、日欧米などの経済団体が最近共同でＶＰＮ規制の是正を求める要望書を提出したものの、受け取りを拒まれたという。