今年の村井くんの舞台は、ひたすらミュージカルばっかりだったような。再演から参加の「アダムス・ファミリー」映画も有名ですが、見たこともなく、正直お話もまったく知らない状態でのぞみました。有名なメロディーは聞き覚えありますけど。
ちょっとおかしな人たちの集まるアダムス家。思いっきり歌い上げる歌詞の内容がなかなかに物騒だったりしてそのギャップが可笑しかったです。そういうブラックなところがありつつ、全体の印象はからっと明るい雰囲気なのはなんだろう？？冒頭、アダムスの祖先が墓の下から出てくるのとか、どうしても「エリザベート」を思い出してしまうのですが、その暗さとは真逆の明るさはいったい何事？(笑)
物語の軸は、アダムス家のウェンディーと、普通の家の子のルーカスのカップルの恋の行方を中心に進みます。これがなかなかくせもののヒロインというか(笑)。とにかく徹底的に主導権を握っているのがウェンディーで、ひたすらひきずられてるようなルーカスがとにかく可愛い。そしてそんな尻に敷かれるのが楽しそうなところがまた(笑)。村井くん可愛いなあ、ととにかくそればっかりな感じでしたが、歌でいうとルーカスのソロってほとんどないんですよね。それがちょっと残念。ウェンディーの昆ちゃんはやっぱり歌声のインパクトも素敵。正直、昆ちゃんと村井くんのカップルってきいたときに、村井くんにちょっと分が悪いかな、なんて思ったりもしましたが、ストーリー的にはこのバランスもありなのかなとも思います。並んだときの身長差もなんだか新鮮！村井くんと並んでこんなちっちゃいヒロインって！！
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