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2017年11月27日06:16

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長時間透析研究会

長時間透析研究会なるものに行ってきた

先日から、仕事中に腰を痛めてしまい、一泊なのでリュックにしたのも悪かったが、かなり腰が痛く最初少し後悔した・・・けど

行ってよかったと思う

これからの、透析医療のあり方の一つと言える研究会であるが、まだ参加人数も数百人程度ど少ない。

現在の透析医療において生命予後は昔比べ、飛躍的に伸び患者数も32万人を超え。腎不全と言う病名で死亡することは激減した

この研究会で患者自身の思いを発表するセクションがあった。
透析医療は通常4h×週3回が一般的である。それ自体、かなりの制約を受け、負担であり、全身に合併症を持ち、一生続く・・・・

透析が好きな患者なんて、居るわけがないのだ・・・・

患者の発表
「私は透析が大好きです・・・・」
透析歴20年以上、透析生活を拘束され、食事制限もあり、人生の少なくない時間をベッドで過ごしている。まだ40歳台?の女性、旦那さんも透析患者

その、女性は通常の1.5倍以上の透析時間、週3回以上の透析を行い、その時間ベッド上で勉強をし、いくつか資格を取得した。この時間が自分にとって一番、好きな時間と言う。

病の中で、なんて前向きなのだろう。不治の病を受け入れ、それをねじ伏せて、自分のみかたにした。長時間の透析を行っているので、健康状態もいい、食事制限もない。
腎不全であるけど・・・健康なのである

透析医療は治らない病を延命するだけ・・・・そう言う医療関係者も居るし医療資源の無駄遣いとまで言う政治家も居る

しかし。。。。こんなに元気で前向きに生きている事を大勢の医師の前で話す姿を見ていて、涙が出そうになった。
透析医療に携わる者が目指したものの一端がそこにあった。

全ての透析医療を受ける患者が、この女性のようになって欲しいと切に願う











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