昨日は都響B定期。バルトークのヴァイオリン協奏曲、アリーナ・イブラギモヴァさん、大熱演でした。まさに、「髪振り乱して」という演奏。バロック・ヴァイオリンとモダンの両刀使い。加えて委嘱作品も多数演奏しているとのことで、興味津々でしたが、これほどの奏者だったとは! 半音階ならぬ1/4音階(←ピアノでは絶対にできない)のあとに出てくるカデンツァ、息を飲みました。指揮者の小泉さん、いつもながらのカラヤンスタイル。総譜を置いて指揮をしている姿、初めて見ました。後半のフランクの交響曲も名演。終演後、楽員さんから伺ったのですが、体調、最悪だったそうです。
【演目】
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番 Sz.112
フランク:交響曲 ニ短調
指揮/小泉和裕
ヴァイオリン/アリーナ・イブラギモヴァ
於:サントリーホール
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