mixiユーザー(id:1742700)
2017年10月18日11:13
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伊戸 シャークスクランブル��
２本目も、１本目と基本、観られるもの（魚）は同じ。ただ、２本目は１本目よりも、水面辺りの潮の流れが遥かに強く、エントリーの際、少々面喰らった。
また、２本目は画像ではなく、敢えて動画を撮った。動画は容量も多く食うし、あまり好きではないのだが、あのドチザメによる物凄い「押圧」を再現するには、静止画よりは動画の方が適している。俺の撮影器材は、コンデジをケースに入れただけのもので、100万円かけるような筋金入りの撮影志向のファンダイバーに比べれば、画質は悪いが、それでもそれなりに迫力のある動画が撮れた。
mixiには動画のアップができないので、以下、敢えて大型魚種以外の静止画です。
メバルの群れ。白い尻尾が特徴的な魚…かと思ったら、別にそういうわけではなく、水中の光の加減でそう見えるようだ。
黄色と黒の縞模様、カゴカキダイの群れ。
オレンジ色、キンギョハナダイの群れ。
ベラの一種。たぶんササノハベラ。
ウミタナゴ及びシラコダイの群れ（withアカエイ２枚）。イシダイ幼魚の姿も見える。これらの小魚の群れは、餌付けの餌のおこぼれを狙って群れていた様子。ちなみに餌付けには、漁師の定置網にかかった小さなイサキなど、市場で商品にならない雑魚を餌として再利用（？）している。…ってことは、それに寄って来る小魚は、ほとんど共食い？
アカエイとクエの２ショットに交じり、フグの一種のキタマクラの姿がちらほらと見える。
これらの魚種はいずれも、伊豆の海でも観られる普遍的な魚種である。また、餌場の根の溝に、何気にウツボがスタンバイしていて、餌のおこぼれを狙っていた。他にも、アカハタ、カサゴ、ツノダシ、タカベ群れなど…。ドチザメ400尾程の大群の中にいると、通常のダイビングでは目を配ることもほとんどないような普遍的な魚種が、逆に凄く目立つ存在になるのだから、不思議なものだ。
シャークスクランブルを終え、エキジットの際は潜行ロープに両手で捕まって安全停止をしていたのだが、強い流れにより身体が横に流されて、「鯉のぼり」のような体勢になっていた。ここで手を放したら、とんでもない事故になりかねない。やはり、このシャークスクランブルに参加するには、それなりの危機管理の意識とスキルが必要だ。
なお、この日、ボートに乗っていたのは、各パーティのガイド（≒リーダー）込みで20人弱。尤も、海中にはダイバーの20倍以上の数のサメがいたわけだが。ともあれ、人が多かったので、安全停止時は、本当に、ロープ沿いに鯉のぼりが連なるような外観になっていたはずだ。
エキジットし、ボートで岸へと戻る。なお、シャークスクランブルのダイビングは時間がmax30分（＋安全停止3〜5分）に限られている。海中の透明度は20mほどで魚が見やすかったが、水深20m、水温19度と冷たく、潮の流れが強かったため、ボートに上がってから風が温かく感じられた。
なお、現在、伊戸のシャークスクランブルは非常に人気があり、土日はしばらくこの先、予約が一杯に埋まっていて、申し込みができない状態らしい。平日である金曜日のこの日も、ガイドダイバーのまあさんの方で予約を取ってくれたわけだが、その後、結果的に予約が埋まり、定員フルでの実施だった様子である。
伊戸ダイビングサービス「BOMMIE」に到着。ショップの外観。
餌付けの餌となる、小さなイサキ。この餌付けの餌用の小魚は、スタッフが往復のボート運行中に飛んで寄って来るカモメにやったりもしていた。おそらく、客がボートに乗っている間、退屈させないためのパフォーマンスであり、実際、喜ぶ客もいたのだが…正直、自然摂理の保護の観点からはどうなのか？と。
まあ、海鳥への餌やりは、その辺の遊覧船でも普通に（客に）やらせているというか、船内で餌（かっぱえびせん）売ってたりするわけだけれども。そういう意味ではあまり硬いことを言ってもしょうがない、って側面もあるし。
なお、最終的に余った餌付けの餌の小魚は、ショップに戻った後にショップで飼ってる猫に食わせたりしていた。
おそらくは、今、この伊戸のショップはシャークスクランブルのビジネスが上手く稼動していて、メイクマネーがウハウハ状態なのではなかろうか。サメもエイもすべて本物。養殖でもなく、飼育でもなく、かと言って自然のままではなく、餌付けをしている。完全な大自然の海の様子を体感するダイビングではなく、ダイビングの装備と技術を要する、自然海における「餌付けショー」ではある。とは言え、餌付けだけで普通の海にこれだけの大魚の大群が集まるのは、それだけで非常にレアなケースであり、驚異的なことだ。
ただ、俺は今回初めて、このアトラクションに参加しただけなのだが、それでも今後のこのビジネスにおける懸念材料がそこかしこに散見された。海中でほとんどフィンキック移動の必要がないこのアトラクションは、迷子トラブルになる恐れは少ないが、それ以外のトラブルの見込みは少なくない。
例えば、俺自身は水中マスクやレギュレーターのトラブルはなかったが、あれだけサメに揉みくちゃにされたら、外れるトラブルが生じる見込みは少なくない。そして、言うてもサメには牙が、そして、エイには毒棘がある。ショップのスタッフがドチザメの顔を撫で撫でしていて、ドチザメも嬉しそうにしていた（？）が、本来、それと同じことを一般客のファンダイバーが行うのは危険だ。
この日、20人弱の参加者の中には、多くの女性客がいた。以下、幾分か俺の偏見が入っていると思ってもらって良いのだが、女性でダイビングをする人の中には、いわゆる「自分の店の客の驕りで連れて来てもらったおミズっぽい女性」が少なくない。まあ、それ自体は悪いことでも何でもないのだが、この日、海中で、女性客ダイバーの中に、不用意にサメやエイに触ろうとしている人がいるのが目立った。
それが、十分に安全に配慮を施した上での行動なら良いのだが…いつか、サメに噛まれたとか、エイに刺されたとかで、大きな事故が生じ、それがきっかけで、このビジネスがバッシングに晒される可能性があることは否定できない。それが騒ぎになったら、自然保護団体からのクレームや、これを機として同業他社からの横ヤリが入るような事態も想定できる。何しろ、館山において、この伊戸のダイビングビジネスだけが「一人勝ち」している、と、十分に窺えるのだから。
それでも、やはり、ダイビングの資格や装備を有している人なら、貴重な体験をする機会があるうちは、しておいた方が良い。一度体験すれば十分、でも、一度は体験すべき「海中アトラクション」と言えよう。
トータル57本目：伊戸
潜水時間：38分
最深深度：21.2m
トータル58本目：糸
潜水時間：35分
最深深度：20.5m
…そういや、俺、国内で伊豆以外でタンク背負って潜るのって、今回が初めてだった。
ダイビングを終え、伊戸ダイビングサービス「BOMMIE」の向かいにある食事処「だいぼ工房」にて昼食とする。て言うか、この周囲には、ここしか飲食店がない。おそらく、伊戸の漁協と繋がりがある店で、ということはダイビングショップとも繋がりがある、ということである。
カブト煮定食、1280円＋税を注文。美味かったが、物凄く量が多かった…。
ここで、まあさんのツアーに参加したダイビング客の男性消防士2人と話をする。2人は潜水専門の消防士の先輩・後輩で、いわばダイビングは「本職」である。普段、定期的に訓練も行っているし、実際の災害救助（≒水死体捜索＆引き上げ）では、真っ暗な泥水の中を腕時計のように手首に装着したコンパスを目から2〜3cmのところに近づけて目視確認し、それだけで水中で行動するようなこともある、とのこと。
実際、この日、２人とも、ダイビング装備は私物ではあるものの、その仕様は本職の潜水士的で、ヘルメットを装着した状態でダイビングしていた。この２人が「本職」だから、ガイドのまあさんと4人パーティーで、事前には、「俺が足手まといになるかな…」と思っていたのだが、実際にはそうでもなかった。話を聞くと、「仕事では海中での探索活動が主になるので、中性浮力の維持は得意ではないんです」とのこと。
ただ、本職だけに、潜水前のバディチェックは完璧で、非常にしっかりしていた。２人とも潜る際には動画カメラを携えていたが、これは完全に趣味とのこと。聞けば、２人のうち先輩氏はファンダイビング歴10年程で、ファンダイビングはまあさんのツアーで年２回程参加しているとのこと。後輩氏はファンダイビングは始めたばかりで、数はまだ10本程しか潜っていないという。
また、後でまあさんに聞いたところによると、まあさんには、この２人と共通の繋がりで、潜水消防士のファンダイビング客が計６人ほどいるらしい。潜水消防士の仕事は（俺と同じく）土日祝日が関係のないシフト制で、ゆえに平日にダイビングに来れる日もあり、６人全員が一緒にまあさん主催のファンダイビングツアーに参加することはないが、いつもそのうちの２〜３人で参加する、とのこと。
考えてみれば、こういう「本職の人達」が、機材売り付けを主たる金稼ぎの手段としているショップのツアーを利用するはずはなく、「悪い意味での商売っ気」がない、フリーのガイドダイバーである「チームまあさん」のツアーで潜りに来るのは自然なことと言えよう。ちなみに俺はこの日、まあさんの車で現地に来たが、この２人は自身の車を運転して来て、現地で合流した。
この２人を見ていると、軍隊や警察官同様、消防士の世界も究極の縦社会であることが窺えた。先輩と後輩の間で冗談は言っても、後輩の方からは決して「砕けた態度」はとらないことが見受けられた。その上で、２人とも凄くきちんとした人達であった。
そして、この日も俺の長すぎるログ（ダイビング記録）ノートは同行ダイバーの誰からも驚かれたのであった（引かれた？）。かかった費用は、ボートダイビング２本で16000円、ピックアップ6000円、昼食1382円、BCDとレギュレーターはまあさんの私物を借りたので無料、計23382円。９月に２回（４本）、立て続けに潜ったので、このまま10月にも機会があったら…と思ってたのだが、雨が続いて寒くもなったので断念。ていうか、やっぱ、山に比べても圧倒的に金がかかるし。
以上。次回は再び登山記。「奥高尾縦走」です。
また、２本目は画像ではなく、敢えて動画を撮った。動画は容量も多く食うし、あまり好きではないのだが、あのドチザメによる物凄い「押圧」を再現するには、静止画よりは動画の方が適している。俺の撮影器材は、コンデジをケースに入れただけのもので、100万円かけるような筋金入りの撮影志向のファンダイバーに比べれば、画質は悪いが、それでもそれなりに迫力のある動画が撮れた。
mixiには動画のアップができないので、以下、敢えて大型魚種以外の静止画です。
メバルの群れ。白い尻尾が特徴的な魚…かと思ったら、別にそういうわけではなく、水中の光の加減でそう見えるようだ。
黄色と黒の縞模様、カゴカキダイの群れ。
オレンジ色、キンギョハナダイの群れ。
ベラの一種。たぶんササノハベラ。
ウミタナゴ及びシラコダイの群れ（withアカエイ２枚）。イシダイ幼魚の姿も見える。これらの小魚の群れは、餌付けの餌のおこぼれを狙って群れていた様子。ちなみに餌付けには、漁師の定置網にかかった小さなイサキなど、市場で商品にならない雑魚を餌として再利用（？）している。…ってことは、それに寄って来る小魚は、ほとんど共食い？
アカエイとクエの２ショットに交じり、フグの一種のキタマクラの姿がちらほらと見える。
これらの魚種はいずれも、伊豆の海でも観られる普遍的な魚種である。また、餌場の根の溝に、何気にウツボがスタンバイしていて、餌のおこぼれを狙っていた。他にも、アカハタ、カサゴ、ツノダシ、タカベ群れなど…。ドチザメ400尾程の大群の中にいると、通常のダイビングでは目を配ることもほとんどないような普遍的な魚種が、逆に凄く目立つ存在になるのだから、不思議なものだ。
シャークスクランブルを終え、エキジットの際は潜行ロープに両手で捕まって安全停止をしていたのだが、強い流れにより身体が横に流されて、「鯉のぼり」のような体勢になっていた。ここで手を放したら、とんでもない事故になりかねない。やはり、このシャークスクランブルに参加するには、それなりの危機管理の意識とスキルが必要だ。
なお、この日、ボートに乗っていたのは、各パーティのガイド（≒リーダー）込みで20人弱。尤も、海中にはダイバーの20倍以上の数のサメがいたわけだが。ともあれ、人が多かったので、安全停止時は、本当に、ロープ沿いに鯉のぼりが連なるような外観になっていたはずだ。
エキジットし、ボートで岸へと戻る。なお、シャークスクランブルのダイビングは時間がmax30分（＋安全停止3〜5分）に限られている。海中の透明度は20mほどで魚が見やすかったが、水深20m、水温19度と冷たく、潮の流れが強かったため、ボートに上がってから風が温かく感じられた。
なお、現在、伊戸のシャークスクランブルは非常に人気があり、土日はしばらくこの先、予約が一杯に埋まっていて、申し込みができない状態らしい。平日である金曜日のこの日も、ガイドダイバーのまあさんの方で予約を取ってくれたわけだが、その後、結果的に予約が埋まり、定員フルでの実施だった様子である。
伊戸ダイビングサービス「BOMMIE」に到着。ショップの外観。
餌付けの餌となる、小さなイサキ。この餌付けの餌用の小魚は、スタッフが往復のボート運行中に飛んで寄って来るカモメにやったりもしていた。おそらく、客がボートに乗っている間、退屈させないためのパフォーマンスであり、実際、喜ぶ客もいたのだが…正直、自然摂理の保護の観点からはどうなのか？と。
まあ、海鳥への餌やりは、その辺の遊覧船でも普通に（客に）やらせているというか、船内で餌（かっぱえびせん）売ってたりするわけだけれども。そういう意味ではあまり硬いことを言ってもしょうがない、って側面もあるし。
なお、最終的に余った餌付けの餌の小魚は、ショップに戻った後にショップで飼ってる猫に食わせたりしていた。
おそらくは、今、この伊戸のショップはシャークスクランブルのビジネスが上手く稼動していて、メイクマネーがウハウハ状態なのではなかろうか。サメもエイもすべて本物。養殖でもなく、飼育でもなく、かと言って自然のままではなく、餌付けをしている。完全な大自然の海の様子を体感するダイビングではなく、ダイビングの装備と技術を要する、自然海における「餌付けショー」ではある。とは言え、餌付けだけで普通の海にこれだけの大魚の大群が集まるのは、それだけで非常にレアなケースであり、驚異的なことだ。
ただ、俺は今回初めて、このアトラクションに参加しただけなのだが、それでも今後のこのビジネスにおける懸念材料がそこかしこに散見された。海中でほとんどフィンキック移動の必要がないこのアトラクションは、迷子トラブルになる恐れは少ないが、それ以外のトラブルの見込みは少なくない。
例えば、俺自身は水中マスクやレギュレーターのトラブルはなかったが、あれだけサメに揉みくちゃにされたら、外れるトラブルが生じる見込みは少なくない。そして、言うてもサメには牙が、そして、エイには毒棘がある。ショップのスタッフがドチザメの顔を撫で撫でしていて、ドチザメも嬉しそうにしていた（？）が、本来、それと同じことを一般客のファンダイバーが行うのは危険だ。
この日、20人弱の参加者の中には、多くの女性客がいた。以下、幾分か俺の偏見が入っていると思ってもらって良いのだが、女性でダイビングをする人の中には、いわゆる「自分の店の客の驕りで連れて来てもらったおミズっぽい女性」が少なくない。まあ、それ自体は悪いことでも何でもないのだが、この日、海中で、女性客ダイバーの中に、不用意にサメやエイに触ろうとしている人がいるのが目立った。
それが、十分に安全に配慮を施した上での行動なら良いのだが…いつか、サメに噛まれたとか、エイに刺されたとかで、大きな事故が生じ、それがきっかけで、このビジネスがバッシングに晒される可能性があることは否定できない。それが騒ぎになったら、自然保護団体からのクレームや、これを機として同業他社からの横ヤリが入るような事態も想定できる。何しろ、館山において、この伊戸のダイビングビジネスだけが「一人勝ち」している、と、十分に窺えるのだから。
それでも、やはり、ダイビングの資格や装備を有している人なら、貴重な体験をする機会があるうちは、しておいた方が良い。一度体験すれば十分、でも、一度は体験すべき「海中アトラクション」と言えよう。
トータル57本目：伊戸
潜水時間：38分
最深深度：21.2m
トータル58本目：糸
潜水時間：35分
最深深度：20.5m
…そういや、俺、国内で伊豆以外でタンク背負って潜るのって、今回が初めてだった。
ダイビングを終え、伊戸ダイビングサービス「BOMMIE」の向かいにある食事処「だいぼ工房」にて昼食とする。て言うか、この周囲には、ここしか飲食店がない。おそらく、伊戸の漁協と繋がりがある店で、ということはダイビングショップとも繋がりがある、ということである。
カブト煮定食、1280円＋税を注文。美味かったが、物凄く量が多かった…。
ここで、まあさんのツアーに参加したダイビング客の男性消防士2人と話をする。2人は潜水専門の消防士の先輩・後輩で、いわばダイビングは「本職」である。普段、定期的に訓練も行っているし、実際の災害救助（≒水死体捜索＆引き上げ）では、真っ暗な泥水の中を腕時計のように手首に装着したコンパスを目から2〜3cmのところに近づけて目視確認し、それだけで水中で行動するようなこともある、とのこと。
実際、この日、２人とも、ダイビング装備は私物ではあるものの、その仕様は本職の潜水士的で、ヘルメットを装着した状態でダイビングしていた。この２人が「本職」だから、ガイドのまあさんと4人パーティーで、事前には、「俺が足手まといになるかな…」と思っていたのだが、実際にはそうでもなかった。話を聞くと、「仕事では海中での探索活動が主になるので、中性浮力の維持は得意ではないんです」とのこと。
ただ、本職だけに、潜水前のバディチェックは完璧で、非常にしっかりしていた。２人とも潜る際には動画カメラを携えていたが、これは完全に趣味とのこと。聞けば、２人のうち先輩氏はファンダイビング歴10年程で、ファンダイビングはまあさんのツアーで年２回程参加しているとのこと。後輩氏はファンダイビングは始めたばかりで、数はまだ10本程しか潜っていないという。
また、後でまあさんに聞いたところによると、まあさんには、この２人と共通の繋がりで、潜水消防士のファンダイビング客が計６人ほどいるらしい。潜水消防士の仕事は（俺と同じく）土日祝日が関係のないシフト制で、ゆえに平日にダイビングに来れる日もあり、６人全員が一緒にまあさん主催のファンダイビングツアーに参加することはないが、いつもそのうちの２〜３人で参加する、とのこと。
考えてみれば、こういう「本職の人達」が、機材売り付けを主たる金稼ぎの手段としているショップのツアーを利用するはずはなく、「悪い意味での商売っ気」がない、フリーのガイドダイバーである「チームまあさん」のツアーで潜りに来るのは自然なことと言えよう。ちなみに俺はこの日、まあさんの車で現地に来たが、この２人は自身の車を運転して来て、現地で合流した。
この２人を見ていると、軍隊や警察官同様、消防士の世界も究極の縦社会であることが窺えた。先輩と後輩の間で冗談は言っても、後輩の方からは決して「砕けた態度」はとらないことが見受けられた。その上で、２人とも凄くきちんとした人達であった。
そして、この日も俺の長すぎるログ（ダイビング記録）ノートは同行ダイバーの誰からも驚かれたのであった（引かれた？）。かかった費用は、ボートダイビング２本で16000円、ピックアップ6000円、昼食1382円、BCDとレギュレーターはまあさんの私物を借りたので無料、計23382円。９月に２回（４本）、立て続けに潜ったので、このまま10月にも機会があったら…と思ってたのだが、雨が続いて寒くもなったので断念。ていうか、やっぱ、山に比べても圧倒的に金がかかるし。
以上。次回は再び登山記。「奥高尾縦走」です。
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