ハンカチ王子が、登板するのは、出馬表面を兼ねてかもしれません。
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不正な管理人のたとえは、ほんとうに啓示的に与えられないと
安易には受け取れないものだと思います。
不正な管理人は、抜け目がなく、借り手に恩を着せる行為をし、自分の保身を図ります。
そしてその行為を、主人はほめています。ほめているという部分が、
おそらく一流の皮肉という解釈につながるのかもしれません。
私もしかし、なかなかこのほめるというところがしっくりきませんでした。
なぜ神である主人が、不正をほめるのであろうか、と。
難解なたとえだと、歴史的に言われた意味がここにあるのだと思います。
しかしよく読みますと、不正な管理人のやり方をほめた、のです。
そして、この世の子らとはサタンに支配されている人を指します。
この世の君とはサタンです。そのやり方はほめたのです。
つまり、「蛇のように賢く」管理しているのです。蛇とはサタンです。
まず、富の管理は「やり方」をサタンの手口から学ぶべきです。
しかし、不正な富を管理しなさい、ということではないのです。
本当に大切な宝、すなわち神ご自身を管理させる、というのです。
これはどういうことか、
9そこで、わたしは言っておくが、不正にまみれた富で友達を作りなさい。そうしておけば、金がなくなったとき、あなたがたは永遠の住まいに迎え入れてもらえる。
ここも一流の皮肉と読まれるゆえんの箇所だと思います。
不正にまみれた富で友達を作りなさい。そうすると、カネがなくなる、というのです。
そして、そのときに なんと 永遠の住まいに迎え入れてもらえる、という何だろう？
と思わせる展開です。
これは、私は黙想している中で、「救い」と教えられました。
不正にまみれた富で友達を作るというは、自我で人生を歩み、
そして自分の思うように人生を描きなさい、というような意味です。
でも、自分の才能、自分の体力、自分の経済、そういう自分が頑張って築いてきたと思うものが、無くなるときがくる、というのです。
すると、神様が救ってくださるのだということです。
10ごく小さな事に忠実な者は、大きな事にも忠実である。ごく小さな事に不忠実な者は、大きな事にも不忠実である。
人間は習慣の動物です。また、何かに頼る動物です。
何かを心の座に置きます。それが、自分を支えてくれるものだと考えるからです。
だから、どんな些細なことでも、もし何かに忠実なら、何か大きな問題や出来事に対しても、
その小さなことに対して行ったように、行おうとするのです。ここが大事。
こういう人が救いの対象になるのです。
それが何なのか、それを見つけてあげるのが解放です。
しかし、忠実なんです。嘘の世界にも忠実にけなげに生きているのです。これが人間。
11だから、不正にまみれた富について忠実でなければ、だれがあなたがたに本当に価値あるものを任せるだろうか。
忠実に頑張ってきた人間を主は、救い、本当に価値あるものを任せるというのです。
12また、他人のものについて忠実でなければ、だれがあなたがたのものを与えてくれるだろうか。
ここも難解ですが、他人のものとはこのたとえでは主人のもの、です。
ですから神様のものなのです。
この神様のものとは、この世界のすべてです（全地はすべて主のもの／詩編24）。
だれがあなたがたのものをあたえてくれるだろうか、
とは与えてくれる人は主人つまり神様、イエス様です。
あなたがたのものとは、聖霊です。
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